むかしの偉い人は頼まれるとすぐに書を揮毫するのであろうか?
たぶん今のサインとか「一緒に写メとっていいですか?」的な位置づけなんだろう
山口市内にある「菜香亭」という元料亭であった建物に行ってきた。
山口と言えば明治維新から多くの総理大臣を始めとする政治家が出た土地であるためか、そこにはそれら政治家が書いたたくさんの書が額装されて展示されてたので、とりあえず知ってる人たちのものを端から撮ってみたりしたのです。
▼これは書家 明治三筆のひとり「巖谷一六」のもの。
▼菜香亭の大広間。戦後は結婚式場として一般にも利用されてたらしい。鴨居にずらりと書が掲げられている。
▼木戸孝允「清如水平如衛」
▼山県有朋「江山豁所」
▼佐藤栄作「独坐大雄峰」
▼岸信介「澄心静慮」
▼井上馨「四面菜香條気心」
▼安倍晋三「寂然不動」
▼松岡洋右「開誠布公」
▼竹下登「我が道を行く」
▼田中角栄「微風和暖」
ひまわりは花粉がいっぱいなので持ち歩くには注意が必要
うちも種を植えたけど、上手く育たなかった、残念
まあ夏だし、夏といえばひまわりだろうと言うことで、ひまわりがたくさん咲いているところへ行ってみた。具体的な場所がよくわからなかったから、Googleアシスタントさんに聞いてみたら出てきたから、そこを目的地に車でGO。で、到着したらすごい車で会場近くまで入れない。みんなGoogle頼りですか。おそらく初めは地味に始めた地元の人達も、こんなに人が集まるとは思わんかったんだろうね。まあ場所は休耕田で、広くはあってもたくさんの車を停めるような場所はないもんな。
会場は3,4箇所あるので、一箇所目は入れなかった我々は次の会場を目指したんだが、道道には手作りの看板が掲げられているものの、開催場所に関する情報は乏しく多少迷ったりしてたどり着いた。同じような目的と思われる車が後ろについてきたりして、こちらもそれっぽい車に従って走ったりしたんだが、もう少し会場案内情報があればよかったのにね。まあ手作りイベントっぽいから、仕方がないけれど、せめて会場整理の人たちは別会場を示すパンフレット(手書きコピーで可)などをドライバーに配ればよいのになどと思っておりました。
ひまわり会場といえば、たくさんのカップルや家族連れで賑わい、なかなか素晴らしかったですね。欲を言えば地平線まで続くひまわり畑的な光景を期待してたんだが、それって北海道以外では無理だろうし、この狭い中山間部ではこれだけひまわりが密生しているだけでもすごいと思うわけです。
咲き誇るたくさんのひまわりはキレイなんだが、マムシには注意。
ひまわり畑のあとには、もう少し足を伸ばして渓流を散策。
「帝釈峡」には「雄橋」と呼ばれる橋のような形に削られた大きな岩がある。この大きさや威圧感は写真ではとても伝わらない。(下を歩いている人と比べると、その大きさがちょっとは感じられるかな)
東南アジア系ムスリムの女性。渓流散策途中で一休み一休み。
目の前を歩いていたカップル。女性はかかとの高い靴を履いていて、時々転びそうになってた。自転車が走れるくらいに整備された道だけど(渓谷入口には貸自転車がある)、渓流散策にはスニーカーなど がよろしいかと。
道の所々にはこうした石仏があって、番号が振ってあるんだが、意味は未確認。
帰り道、毛利元就の墓所と、毛利家ゆかりの神社でJリーグのサンフレッチェ広島も毎年必勝祈願に訪れる「清神社」を訪ねる。
墓所へ向かう山道で、すれ違った参拝帰りのばーちゃんに「今日はお墓の門が空いてますよ」と教えてもらった。前に来たときは固く閉ざされていて、外側から参拝したんだが、今日は恐れ多くも中まで入って時代を代表する戦国武将に手を合わせる。
がんばれ、サンフレッチェ広島!
Y!mobile版のNexus6pのSIMロックを解除してみた
今後、海外旅行なぞで現地SIMを使う必要があるかもしれぬ、ないかもしれぬ
今年の1月にNexus6pに替えて、今日で181日目となるもんで、すかさずSIMロックフリー化作業をやってみた。
解除コードの入手までは順調だったんだが、契約解除済のauのiPhone6からSIMカードを抜いてこいつで解除しようとしたら、「エラーですぜ」とメッセージがでて全く受け付けない。しょうがないので家人の(こちらはauのiPhone5s)からまだ生きているSIMに差し替えてみても同じで少し焦る。
こんな時にはインターネッツから情報を入手するに限るわけで、ちらりと調べてみると「解除コードとして表示される文字列のうち、数字のみ入力すべし」という重要な情報が入手出来た。解除コードは数字とハイフンの組み合わせで表示されるんだが、ありゃ間違うぜ。で、実験として契約解除済のSIMに替えた後にその通りにやってみるとあっさりと解除完了。
ということで、契約解除済みのSIMカードでもSIMロック解除処理が可能です、という重要情報をここに記します。
が、auのSIMはNexus6pではうまく認識せず、APN設定ができなかったのでY!mobile以外のSIMで通信できるかは未確認。多分docomoやソフトバンクであれば大丈夫だと思う。
そんなわけで次は海外旅行なんだが、いつ行くんだ、オレ。
今回は写真は関係ないけど、寂しいので地元のショッピングモールで撮った写真を少し。
最近のスマホカメラは性能がすごく良い
写真は撮ってるんだがまとまりがないのが大きな欠点
iPhone3Gからのユーザだったんだが、昨今のiPhoneの高価格化に財力がついて行かず、今年からはAndroid ユーザとして新たな人生を送ることとなりました。
ということで今はNexus6pのユーザです。
このNexus6pはカメラ性能が良いことが有名で、たしかにきれいに撮れる(気がする)。
休日に外出するときや一発気合を入れたいときにはもちろんレンズ交換式カメラを持ち出すんだが、普段はスマホカメラで十分じゃないかい、と思ったりしている。m4/3カメラは確かにサイズは小さいけれど、それでもスマホよりは大きいし。
ここまではNexus6pで撮ったもの。撮ったあとに加工してるけど、これくらいのクオリティで撮れますよ。さすが、ソニー製のセンサーだわい。
この三枚はOLYMPUS E-M5で撮ったヤツ。レンズはM.ZUIKO 14-42mm II Rです。
Lightroomで現像して、三枚目はその後Snapseedで加工したあとにInstagramへ公開した。
上がE-M5で普通に、下がNexus6pのレンズぼかしモードで撮ったもの。 トリミングと明るさ調整をしているが、それ以外は特にいじってない。
これも同じく上がE-M5で下がNexus6p(ぼかしモードなし)。画角が違うけど、これくらいは撮れればいいんじゃない、と思ってる。
国宝めぐり
秋には京都国立博物館の国宝展に行こうかな、と思ってる。
さて国宝です。広島県には厳島神社という有名な国宝がありますが、それ以外にもあるわけです。なのでちょっくら行ってみました。
明王院
空海によって創建されたと伝えられる明王院は十一面観音菩薩を本尊として、本堂と五重塔が国宝です。
マスコットのくさとん。隣が稲成神社なので狐がモチーフ(だと思う)。なすびを持ってる意味は不明。
この時期はどこも紫陽花が綺麗に咲いている。
隣りにある草戸千軒稲荷神社。
浄土寺
5月にNHK「ブラタモリ」の「尾道」編で紹介された「浄土寺」は聖徳太子が創建されたと伝えられ、本堂と宝塔が国宝指定されており、寺の敷地自体も「建造物と一体をなしてその価値を形成している土地その他の物件」(文化財保護法第2条参照)として国宝指定されており、土地自体が国宝として指定されているのはここ浄土寺と京都の清水寺の二件のみらしい。(ブラタモリでの解説より)
ブラタモリ撮影時には鳩がほとんどいなかったけど、今回は雨が降るにも関わらずたくさんの鳩がいた。さすが鳩寺。絵馬の形も鳩だった。
せっかく尾道に来たんだから、これまで行ったことがなかったところを訪れてみる。
狭い土地で増改築の末か、不思議な形になってしまった通称「尾道ガウディーハウス」
「ガウディーハウス」も修復工事(?)中だったけど、これらの古い建物を再利用しようとする「尾道空き家再生プロジェクト」は他でも様々な建物を再生している。
ここもその一つっぽい「ネコノテパン工場」
普通の民家っぽく、パン屋には見えない。とても狭く店舗部分は一人ずつしか入れないけど、わざわざ坂を登ってパンを買いに来る人がたくさんいるらしい。
店の軒先においてあって、お店にゆかりがある人の曲が聞けるらしい。(ちょっと聞いてみたけど知らない人だった)側は木製。説明書きはカタカナ表記の今は殆ど見ないラベルテープ製。これまで歩いたことがない坂道を歩いてたら、たくさんのノラネコがたむろしていた。慣れているやつもいるし、すぐ逃げるやつもいる。
坂の途中に空き家を再生したと思われる新しい店が出来ていた。
尾道といえば坂。観光客が多く訪れる坂はきれいに舗装されていた。しかし、今回歩いてみた裏道は草ボーボーだったり「これは本当に道か?」と思えるようなところがあたりといろいろ。
再生プロジェクトでは有名所の「あなごのねどこ」。今回は泊まりではないので、同じ建物にある「あくびカフェー」で休憩した。小さく切ったフルーツ(のシロップ付け)を凍らせて、氷代わりに紅茶に入れたアイスティーが美味しかったです。
間口が狭くて奥に長い建物を「うなぎの寝床」というけれど、ここでは瀬戸内海名物にちなんで「あなごのねどこ」。併設の「あくびカフェー」は廃校の廃材を利用して内装を仕上げてるらしく、メニューも学校給食をイメージしているらしい。隣のテーブルの親子連れはカレーを食べてたけど、食器はアルミ製だった。
昼はもちろん尾道ラーメンを食べる。
雨に煙る尾道水道
大朝のテングシデ群落の初夏と冬
季節によって全く印象が違うんですけど
この間行った国指定天然記念物の「大朝のテングシデ群生」なんだが、初夏の青葉が茂っている様子と真冬の葉が全て落ちた様子では全く印象が違うわけで、こうして比べてみれば、冬の風景はまるでホラー映画でゾンビがうようよと湧いてきそうな感じだな。
この様子をみて昔の人が「天狗の仕業じゃぁ」と思ってもおかしくないぞ。
▼この間行ったときの様子。葉が青々と茂っていて爽やかさ満点。
▼こちらは一昨年の年末に行った時の写真。地面からゾンビが出てくるぞ、コワヒコワヒ。
世界無形文化遺産とはいえ、暑くて牛たちもたいへんだ
ユネスコ世界無形文化遺産登録「壬生の花田植」
重労働である田植えをキンキラに飾った牛を誂えたり、太鼓や鐘、笛などで囃し立てながらしてイベント化した気持はよく分かる。昔は盆正月や祭りくらいしか楽しみがなかったろうから、こんな行事はみんなで楽しみにしてたにちがいない。今でもテキ屋の屋台が並んでたり、地元中学生男女がキャーキャー騒いでたりして、そんなとこはなんにも変わってないんだろうな。
まずは飾らりたてられた牛が入場して田の代掻きをする。今年は14頭が登場。
やたらモーモー鳴いてたのは、暑くて嫌がっているという説もあり。
代掻きが一段落すると田楽団が入場。壬生田楽団と川東田楽団の二派がその覇権をかけて田植えを競い合う。(うそ)
「花笠踊」といっても山形のやつとは違う。ふなっしーっぽいイメージのやつで、初めてみた。
町のそこここに飾りがある。牛は神社で飾り付けられ、田植えをする田んぼまで町中を行列する。
出発地の壬生神社に行ってみたら、何故か松井広島市長(中央のスーツのひと)がいた。地元のおっちゃん(写真の黄色いハッピのひと)に説明を受けて頷いてたな。
出店にはなぜかトルコアイスを売るトルコ人(たぶん)。片言の日本語で客の笑いをとってた。花田植の帰りに、少し足を伸ばしてこちらは国指定天然記念物の「大朝のテングシデ群落」を見に行った。前に来た時は12月で誰もいなかったんだが、今回は観光バスの人たちや車で訪れる人達、自転車でやってきた人たちと驚くほどの人出(笑)。
前回来たときは葉が全て落ちていて、荒涼とした印象のいかにも天狗がいそうな雰囲気だったけど、今回は新緑が眩しい全く印象が違うテングシデでしたね。