水路を泳ぐ鯉たちがデブすぎる街 山陰の小京都 津和野
微妙な観光客数がいい感じ
数十年前のいわゆるディスカバー・ジャパンとかアンノン族とか言う時代には、人が多すぎて大変な混雑だった(らしい)山陰の小京都 津和野ですが、今は落ち着いた街でとてもいい感じです。
こじんまりした町並みで、一日ゆっくりしようと思えばできるし、ポイントだけ抑えるならば半日でもオーケー。中国自動車道から車で小一時間程度で到着します。駐車場は一日500円。
天空の城へはリフトで上がる
これまでも何回か行ったことが有る津和野ですが、山の天辺にある津和野城(跡)には行ったことがなかったので、今回はそれが目的。長く連なる鳥居群で有名な太鼓谷稲成神社に上る坂道の途中にリフト乗り場があるので、2/3くらいまではそれを使えば(もちろんすべて足で登ることも可)それほど苦労なく山頂まで登れます。
あまり知名度がないかもしれないけれど、津和野の街を一望できる城は、いまでは立派な石垣だけ残っているけれど、青空の下登ってみればまさに「天空の城」といってもよい素晴らしい景色でありました。
リフトで上がる。スキーやってた頃を思い出した。
パノラマ写真にしてみました。
稲荷神社なのでお供えはお揚げ(ホンモノ)です。はじめてみたときには驚いた。
京都の伏見稲荷に負けない(でも一回り小さめ)の鳥居群
水路に子供が落ちたら、確実にパクりと食べられるレベルの鯉のデカさ。気をつけろ。
有名な鷺舞の衣装。その他、流鏑馬や柳まいり(盆踊り)もみてみたい。
SLだ~、と線路脇に行ってみると、係のひとと思しきスーツ姿のお兄さんが遠慮がちに「お見送りしてもらえませんか?」などと言いつつにじり寄ってきて小旗を渡されたので、ちびっこと一緒に旗を振ってお見送り。
SLちゅーもんは、実際に近くで見るとやたらと大げさに見えるな。デカイし。
テレホンカードが24時間買える公衆電話。でも今はもう買えなさっぽく、すでに歴史的遺物となっている感満載。
今日は風向きを読み間違えたらしい 大聖院 火渡り式
毎年4月と11月の15日に行われますよ
今年はうまい具合に日曜日だったのでやってきましたよ、大聖院の火渡り式。明日からは厳島神社の能舞台で御神能も行われるんだが、平日なので見に行けない。だから大聖院の火渡り式はしっかりと見ておきましょうね。
去年の桃花祭御神能の様子。
前日は雨がひどかったけど、朝から晴れてよかったね。
結界に張られた縄には四色の紙垂が下げられている。それぞれ青白赤黒だから、四神を表すんだろう。青:青龍(東)、白:白虎(西)、赤:朱雀(南)、黒:玄武(北)
一番エライひとが何やら難しげな事を読み上げられる。
まずは清めの儀式から。写真には撮ってないけれど、四隅に塩と水を撒いて清めることもする。近くのひとは塩や水の直撃を受ける。オレも塩まみれになってしまったけれど、これでお祓いになればそれはそれで良い。
いよいよ火をつける
火を点けたあとには、行者さんが皆で長い数珠を持って周りをぐるぐると走り回る。
本格的に火が回ってくれば、護摩木をどんどん投げ入れてゆく。
火の勢いが一段落すると、組まれていた櫓を崩す。その後に集まったヒトタチのカバンを火にかざしてお祓いをする。みんな我先にカバンを行者さんへ差し出す。
信じる宗教を問わず、もちろん人種も問わない。望むものにはみな快くお祓いをする度量の広さを見よ。
火渡りに先立ってエライ人からのご挨拶。普段は京都の仁和寺いらっしゃるとのことで、「本来であれば英語やフランス語、中国語に韓国語でご挨拶をしたものの、今日は時間の都合で出来ず残念」などという高度なギャグをカマして薄い笑いを取られていた。
お清めの塩をまく。女人だろうがなんだろうが望むのもはすべて受け入れる太っ腹。
まあこんな感じで大変な賑わいでした。他の宗教であれば、女性が肌を露出して聖地に入ることが許されないとか、異教徒は儀式に参加出来ないとかいろいろと制限があるものも有るんだろうけれど、そんなこと全く関係なくすべての民は仏の前では平等で、真言を唱えれば仏の慈悲にすがれるという発想は、なかなか良いもんだと思いますたね。
それにしても同じ火渡り式でも、メインストーリーは変わらずとも、同じく宮島にある大願寺とは細かいやり方がちがうわけで、いろいろな流派があるみたいですなぁ。
こちらは大願寺の火渡り神事の様子。
町家通りのオサレカフェ看板。
定点観測 ZAKKA ひぐらし
追記)
本ブログにアップした写真の一枚に、拡大すると明らかに個人情報が確認できる写真がありましたので、同じような写真でかつ個人情報が確認出来ないものに差し替えました。
ネタ切れゴメン
ネタ切れでござる
町内会の役員になったもんで、週末がそちらに取られたりすると、写真を撮る時間も取られる。まあこまめに暇を見つければいいんだろうけれど、ダラダラしているだけだからな。とはいっても何か書こうと思い何か書いてみた。
もともと写真を取り始めたきっかけは好きなアメフトの試合の様子をカッチョよく撮りたいというのがあったので、外付けハードディスクにはたくさんの写真が眠っている。それっぽくかっこいいなと思うものは、すでにインターネットの海に送り出したりしているので、それ以外で特にこれと言った特徴もないやつを、ネタがないので出してみる。
▼普段あまりボールを持たないひとが得点して喜んでいる図
▼白い帽子の人が主審。クォーターバックと一緒に走る。
▼数年前まで審判員のズボンは野球選手っぽいデザインだったけど、最近は黒にしろラインが入った裾がすぼまっていないふつうのズボン風。
▼夜間照明下での撮影。安いカメラとレンズではぶれたりノイズだらけだったりと撮れずに苦労する。
▼キックの勢い余って空中浮遊中
▼どりゃー
▼とどかんかったー。
▼ボールは胸でとらず、手でとります。
▼試合中も調整のために常に練習
▼ボールがこぼれました
▼足が攣りました
▼みんなが心配しています
とりあえずこれまで
さくら 2018
とりあえず写真を並べてみる
いわゆる花見的な、飯食って酒のんで桜はあまり見ない的なものではないけれど、キレイに桜が咲いているといわれる場所へと、この週末に行ってまたちょっと写真を撮りましたわ。
土曜日午前中までの成果
それ以降の成果
翌日の桜まつりは人多すぎなのは分かってるから、とりあえず前の夜に夜桜見物と洒落込む。と言っても歩くだけ。
広い場所でのんびりと飲んだり食べたりするのは良いと思うんだが、ひとがそぞろ歩く道の直ぐ側にシートを広げて飲み食いするのは如何なものかと思う。テーブルと椅子をセットにしたりするならば、まあまだ良いと思うけれど、地面にシートじゃホコリやゴミが舞い踊るなか食べたり飲んだりすることになるし。歩いているひとにジロジロ見られる感じもやな感じ。(気にしすぎだろうけれど)
まだ飲み物片手にブラブラあるいて花を愛でるほうが良いかなとも思うけれど、グラス片手にワインを飲みながら歩くのはちょっとスノッブすぎないか?夜桜見物のとき、実際そんなおねーちゃんを見たぞ。ベレー帽かぶってた。
こんな感じで道端でご飯を食べるのはどうなんでしょうか?
みんな一生懸命に写真を撮っているけれど、ぼんぼりの赤い灯りで全体的に真っ赤っ赤。カープ頑張れ、オレも応援しています。
三脚立てて一生懸命に撮ってるひとを何人か見かけたけれど、そこまで一生懸命にならんでも、というのがオレの気持ち。確かにキレイには撮れるだろうけれど、カメラをパッと出してパッと撮るのが信条であります。
桜ではないけれど、翌日のイベント準備に置かれたモノ。夜間照明に照らされてる様子がエドワード・ホッパーの絵みたいだったので、桜とは関係ないけれど撮る。
さて、日曜日にはちょっと離れたところにある有名な枝垂れ桜を見にゆきました。途中の道路わきにもたくさんの桜が咲いていて、いつもは地味な木々がここぞとばかり目立っている。毎年思うんだけれども、「この木も桜か?」と言うものがあちらこちらにたくさん有る。日本人の桜好きがよく分かる。
願はくば花の下にて春死なむ其の如月の望月の頃 西行
さくら、さくら いま咲き誇る
刹那に散りゆく、さだめと知って
今年は昨年と比較して桜が咲くのが早く、3月末で満開です。
ということで、今年も行ってきました、縮景園の夜桜特別開園。ライトアップされた桜を見に多くにヒトタチが来園してました。最終入場は20:30なんだけど、20:00過ぎでも入園券販売窓口前には列ができてて驚いた。
ということで、写真を撮ったのです。
入園した時は日没直後でまだ明るかった。
月が綺麗に出てたので、桜と一緒に撮ろうと苦労する。
ライトアップで強い光があてられているので、桜の花びらが真っ白になったり、夜間照明その他の光が混ざって色がヘンテコになったりと、暗い場所で写真を撮るのは難しい。特に手持ちのそれなりの性能のカメラでは、どでかいフルサイズをがっしりした三脚にガッチリと乗せて、時間をかけて撮ってるようなヒトタチ(通路で三脚立てるな。ジャマだし)にはかなわんね。サイズがそれほど大きくなければソコソコの写真に見えるんだが、等倍でみたりするとノイズだらけだったり、オリンパスの強力手ブレ防止機能をフル動員してもブレたりしているのが判る。まあプロじゃないしな、なんて自分に言い訳してる。
結局、日没直後にスマホで撮った写真が一番カッチョ良かったのではないかと思ったりする。
4/3の30mm F2.8手持ち一本槍だったので、広い写真が撮れないもんだからということでスマホで撮ったやつがこれ。
一昨年、同じ縮景園で撮った夜桜なんだが、同じような写真しか撮ってない。ほとんど進歩がないな。修行しろ、修行しろ。
まあ写真とは明るい場所で撮るもんだし
ヘロヘロ写真にちょっとがっかりもしたんだが、まあソレがオレの腕だしと思いつつ、翌日の昼間に近所の咲き誇る桜を撮ってみたのです。
じっくりと花見をするわけではなく、カメラを抱えてウロウロしていると「ヘンタイだー、ヘンタイだー」と通報されないかとドキドキしつつ、ちびっこにはなるべく近づかないようにしながら公園あたりを歩き回ってたら、同じようなオッサンを発見してちょっと安心した。「同志よ、メゲずに頑張ろう」
明日は地元市役所主催の桜まつりが開催されます。今年はちょうどよかったね。