駅伝を見るのはやっぱり寒い。雪降ってたし(ひろしま男子駅伝)
今シーズン最強の寒波がやって来ました。
朝起きてみると真っ白。キメが細かい雪もずっと降っている。
まあオレんちは山の上の方だから、下界はマシだろう。大会も中止にはなってないみたいだし、Twitterなどを見てみても道路には雪なし、とのつぶやきがある。
ということで、クソ寒い中 駅伝を見に行って写真を撮ってみました。
駅伝の見どころは中継所でのたすき渡しである。
駅伝の場合、中継所での様々な出来事がドラマである。せっかく快走を見せたのに、たすきを渡すべき次のランナーがいないとか、集団でやってきて次のランナーがライン辺りで押し合いへし合いしているとか、気力を振り絞って走りきりその場にばったり倒れてしまったりとか。そんな風景が撮りたいと思い、去年と違う場所へ行ってみたんだが、これがもうヒトが多過ぎてまともな写真が撮れなかったわけですね。もう少し中継所近くで見られるかと思ってたんだけど、かなりの範囲が立ち入り禁止区域とされていて、その上人の頭が邪魔で選手を追っかけられない(腕がないだけか?)
がっかりしながら帰りがてら、うちの近所の中継所へ行ってみたらそれほどヒトがいない(さすがイナカ)。中継所の構造自体も違うんだが、フェンス越しにかなり近くまで寄れる。前に沢山のヒトがいたけど、ジリジリと前方へにじり寄りなんとか撮影出来た。
多くの人たちの努力で、競技は支えられております。
駅伝にかぎらずスポーツの大会を成立させるには、多くのヒトたちの力が必要です。私が写真を撮る時の心情として「注目されない、周りの人たちに目を向ける」というのがあります。選手だけではなく、それを支える関係者。大会運営関係者や報道陣、そして沿道で声援を送るひとたち。それぞれに目を向けると、いろいろとオモシロイことが見えてくる気がするのですよ。出来事の面白がり方は、たくさんあるね。
途中で飽きないでね。
さて、写真を掲載するんだが、今回はたくさんあるよ。
flic.kr 開始前、出身地の応援幟をフェンスに括りつけるひと。
flic.kr 中継所付近に報道陣のカメラマンが集まり始める。続々とタクシーで乗り付けたりと、カネ持ってんな、マスコミは。
flic.kr たすき受け渡しラインを引いてるところで、車を一時止めてる係の人。
紺色のダウン風ジャンパーを着ているヒトたちは、広島陸連の関係者。殆どが教員と思われ、お互いを「◯◯先生」と呼び合ってた。高校の同級生に教員になった奴が沢山いるんだが、この中には見当たらなかった。(見つけたら、関係者外立ち入り禁止区域に入れてもらおうなんて思ってたが、世の中そんなにアマくない)
flic.kr 沿道の観客で偶然知り合い同士が出会った様子
flic.kr 二区は中学生区間なので、中学の応援幟を連ねて、応援団が歩いてる。戦国時代か?
flic.kr 大会は沢山のボランティアに支えられています。このジャンパーと帽子は大会終了後にもらえます。うちにも昔のが一枚ある。
flic.kr 大会補助員で高校の陸上部らしき一団がいた。寒くてみんなで固まる様子は、冬のてんとう虫か、ハムスターの集団。
flic.kr 地元広島チーム(ゼッケン34) 前垣内くんの激走。うしろは大阪代表(ゼッケン27) 河内くん。
flic.kr 地元RCCラジオの中継アナウンサーだと思うんだが、誰かわからん。
flic.kr 大丈夫か?
中学時代の陸上部顧問の先生が、ラストスパートで速度を上げて走ったりすると「それだけ力が残ってるんなら、もっと早くから力を入れて走れ」と怒られた。ゴール後ヘロヘロになるまで走った彼は、顧問の先生にはほめられるだろう(と勝手な想像)
flic.kr テレビ中継用バイクに載せたカメラを固定(?)するワイヤーの調子がおかしくなったらしい。なんとか調整しようとしてたけど、ダメっぽかった。
flic.kr 雪が降る中、手から手へ渡されるたすき。これぞ駅伝。千葉代表 中根くん。
flic.kr 「たすきとともに気持ちも渡す」なんてカッコいいことを書いてみる。愛媛代表 飯尾くんから杉本くんへ。
flic.kr 競技終了後、バスで引き上げようとしていた選手を待ち構えて記念写真を撮る女子。ヒューヒューw
flic.kr 歩道橋のうえで立ち止まらないでください。
flic.kr 中継用の集音マイクカバーがモフモフ。
今年も無事終了。優勝は愛知、地元広島は惜しくも二位でした。そういうことで、来年もよろしく。
もう少しあるよ。