極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

正月がすぎればすぐに節分

鬼は外、福は内

コンビニの戦略にマンマと乗せられてる感満載で、2月3日にはどっかの方角を見ながら恵方巻きにかぶりついたりしてるに違いないオレも、昔はそんなこと一切しなかった。

子供の頃は鬼のお面がくっついてる節分用の豆を買ってそこら中にまきちらし、完全に回収したつもりでも翌朝にはそこここで豆を踏みつけたりしたくらい。

「歳の数だけ豆を食え」などと言われるが、りっぱなおっさんになってしまうとそれもシンドイ。そんな時、若い人たちがちょっとうらやましくなったりするのですね。

魔除けのおまじない

節分では柊と鰯の頭を玄関先にぶら下げて鬼を追っ払うという風習があることは知っているが、子供の頃からそんなことはやったことがない。あまり信心深い家庭で育っていないだけなのかも知れないが、近所でも見たことがない。そんなの一方的に本で呼んだ知識ですな。柊と鰯の頭の他にも、玄関に笊をぶら下げるのも魔除けになるらしい。ザルの隙間を目に例えて(いわゆるかごめ)、悪鬼を睨んで追い返すという趣向。これは京極夏彦の小説で読んだ。

籠目 - Wikipedia

で、そんな風習なんだが、ホームグラウンド(と勝手に呼んでる)宮島の裏通りの民家では何やらトゲトゲしたものが玄関先にぶら下げられているのを見たことがある。

宮島 Miyajimaflic.kr これです。

そのことをfacebookに書き込んだら、こいつは「たわらくい」という名の、やはり魔除けで昔から宮島では使われてた、タラの小枝にヒイラギの葉っぱを巻きつけたものであると教えていただいた。イガイガトゲトゲで、いかにも魔を祓いそう。

狭い日本だけど、それぞれの地方には様々な風習があるもんだ。

「たわらくい」についてはここに書いてありました。

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