ASTCトライアスロンアジア選手権2016/廿日市
トップ選手はやはりすごい
4月29日から5月1日までの3日間 リオ・オリンピック代表選考 ASTCトライアスロンアジア選手権2016/廿日市が広島県廿日市市で開催されました。
1日目のジュニア、U-23のレースは観客が少ないよな、と思ってたんだが、2日目のエリート部門のレースには、選手の大応援団も繰り出してきたりして沢山のひとたちが観戦していて盛り上がっていました。
ゴール地点とスタート地点を結ぶシャトルバスのキャパシティが小さすぎて積み残しが沢山でており、主催者側としても予想外の人出だったのかもしれんね。
1日目
▼U-23女子のレース 主催者側から番号と選手名のヒモ付情報が提供されていないので、この選手が誰なのかよく分からない。そういった部分は知名度、注目度を上げるためにも積極的に改善したほうが良いと思うのですね。
▼男子ジュニアの香港チーム。背中の「鐵人隊」の文字がカッコいい。
▼ランスタート地点目前の選手。すでにつぎのランに備えてシューズを脱いでいる。レースを観戦して初めて知った。確かにそのほうが効率的だな。
▼ひらり
▼「降車地点」の赤いラインからはバイクを片手に走る。
▼超スピードでランニングシューズに履き替える。
▼バイク用シューズはそのままペダルにつきっぱなし。シューズは履き脱ぎしやすいようにベロクロ留。
▼U-23トップは福岡選手
▼優勝のテープを切る福岡選手。この写真だけ見ると観客がたっぷりいるように見えるんだが、実際にはゴール前に沢山集結しているだけ。オレが写真を撮ってた場所の周りは、レースの模様を煽るDJ氏がいるだけ。
▼U-23二位は松本選手
2日目
1日目のU-23女子のレースは出場選手も少なく、毎年地元廿日市市で開催されている「はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン」との違いはなさげに感じたんだが、翌日のエリート選手のレースは違った。特にバイクのスピードが違う。知り合いが「毎年廿日市でやってるトライスロンは、まあ市民マラソン的なレースだけど、今回のはプロが本気でやるやつだから」と言ってた意味がわかった。
何にせよ、トップクラスの人たちが見せるパフォーマンスはスゴイもんですわい。
▼スイムスタートラインに集結したエリート部門出場の選手たち。このなかの一位の選手がオリンピック出場となる。スタート地点周辺は多くの人出で、人と人の隙間から写真を撮らねばならない。
▼オフィシャルの人も日本全国をはじめ、海外から集結っぽかった
▼スタート直前。選手がずらりと並ぶ
▼ライフセーバーもレーススタートを待って待機中
▼バイクコースにはこんなヒドイ橋もある
▼バイク出発地点でニラミをきかすオフィシャルおやじ
▼スイムトップがバイクスタート地点へ走りこんできた。オレの周りには白レンズのプロっぽいカメラマン林立で、シロウトのおっさんはビビりながら写真を撮ってた。心臓がドキドキして「うわぁ、オレってジャマもんだよなぁ」などと考えつつ、そんなことはおくびにも出さずに涼しい顔でシャッターを押す。
▼バイクをトップでスタートした古谷選手は、サングラスがなかなか上手くかけられなかった様子
▼優勝した田山選手は4,5番手でスタート
▼韓国や中国の選手は日本の選手と比べて、上半身が発達してムキムキな選手が多かった印象
▼スゴイ声援が聞こえてきたので声がする方向を見てみると、フィリピン代表関係者と思われる女性気合入りまくりで声を張り上げていた
▼「やぁれ、無事に終わってよかったヨカッタ」
▼シマノのサポート車も登場
▼ライフガード撤収中
▼猛スピードで疾走中。速すぎて上手く写真が撮れない
▼サンフレッチェユニフォームの恐竜も応援中
▼三井住友海上は幟を立て揃いのジャンパー&キャップの大応援団を繰り出していた
▼シロウトのデカイレンズおやじも沢山目撃
▼中国、台湾、香港の中華三兄弟が仲良くパックを形成して疾走中
▼カザフスタンやシリア、ヨルダンなどがアジアといわれると、ちょっと違和感があるな。あちらは中東または中近東で、こちらは極東だし。(カザフスタンはどちらかと言えば東ヨーロッパというイメージがある)
▼ゴール付近で盛んに客を煽る解説者のひと
▼ほんの数十センチ前を選手が走り過ぎる。ファンにとってはたまらんのじゃないか?
▼日本人二人によるトップ争い。
▼中国語っぽい言葉で怒鳴り声を上げて選手を激励し続けてたおっちゃん。胸からぶら下げられたタグには「コーチ」とあった。隣は日本チームの関係者
▼トップ争うをしてた細田選手だったが、途中で足を痛め脱落。
▼優勝しオリンピック出場を決めた田山選手
▼ランの残り周回数を示すオフィシャル。陸上競技もそうだけど、ラスト一周になると鐘を鳴らすのが決まりらしい。残り一周な選手が通り過ぎるときに、右端の白い帽子の人が持ってる鐘を振り回す。
▼ゴール付近のイベント会場での出番が終わり撤収中のサンチェくん。まえにイベント会場で見かけた時には愛想満点だったんだが、今日はお疲れ模様かレンズを向けても愛想なし。残念
▼この日愛想なしのサンチェくんとは違い、サニ・クリーンのそうじろうはポーズをとってくれたよ
▼さらばサンチェくん。愛想よくしてくれなかったショックでブレてる(ウソ)
3日目
疲れて見に行きませんでした。
最後に
今回の大会はアジア選手権でありオリンピック代表選考も兼ねているということでトライアスロンファンや関係者にとっては重要な大会なんだろうが、マスコミ的な報道があまり熱心にされていないのが気になりますね。バカでかいレンズを抱えて関係者のビブスを着たり、腕に黄色い「報道」の腕章をつけた人も沢山見かけたんだが、そんな人達の写真はどこで公開されているんでしょうか?ネットニュースを見る限り、あまり掲載されている様子はない。新聞本紙にはたっぷりと掲載されているのかな?トライアスロン専門誌には大盛りで掲載されているんだろうが、もっと知名度や人気を上げるためにはより世間的に情報を提供し選手を始めとしたレースの映像を露出させる必要が有るのではと思いましたね。
確かに選手の肖像権侵害やら女子選手に対して良からぬ目的で写真を撮りまくるヤカラ(オレは違うよ)が発生することを防止するためには、映像などをコントロールする必要があるとは思うんだが、そんなこと言ってる場合じゃないこともあるはず。
広島市のプロ女子サッカーチームの試合も「撮影禁止」とあったりして、確かに女子選手に対する好奇の目を避けることは重要だが、もっと広くアピールするためにもう一つなんとからなんか、と思ったりしているわけですね。
オレが好きなアメリカンフットボールでは、厳密に言えばやはり選手の肖像権などという課題も残るんだが、いちおう連盟関係者やチームに対して一言エクスキューズを入れつつ、多くの人達にフットボールを知ってほしいという気持ちで飽きもせず毎試合会場に足を運んでおるわけですわ。
まとめ
今回はじめて世界レベルのトライアスロンレースを見たんだが、やはり「モノが違います」(達川光男風に)。アメリカンフットボールもそうだけど、やっぱり実際に直にそのプレーぶりを自分の目で見て、プレーにともなって発生する音を聞いて、もっと言えばニオイを嗅いで、仮にTV中継やyoutubeなどで動画が流されたとしてもそれだけじゃわからない関係者や観客やその他諸々のプレーが行われている周りの状況などを眺めたりして、驚いたり面白がったりするのが良いと思いますよ。
世はゴールデンウィークということもあり、天気が良ければどこかへ出かけよう。近所の公園でやっている少年野球も近くで実際に見てみるといろいろと発見があって面白いよね。