しまなみ海道を渡る
しまなみ海道は正式には「西瀬戸自動車道」というらしい
広島県尾道市から愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道を渡ってきました。
しまなみ海道といえば自転車ですが、我々は車で移動。しかしながらゆく先々で沢山の自転車に乗った人を見かけましたね。アレだけの完全装備のサイクリストの数は、これまで観てきた人たちより多かったんじゃないかなと思えるくらい。ともかくみなさん自転車で走り回っているというのが印象ですね。
そんなしまなみ海道なんですが、なにぶん車を運転中なので沢山見かけるサイクリストの写真は撮れず、途中立ち寄った名所のものばかりですよ。自転車乗りや橋や島々風景を見たかった人は残念でした。そんなものはありません。
あっ、後ろにちらりと写っている風景や写真はありましたわ。
白滝山 五百羅漢
因島にある白滝山の山頂には、村上水軍が建立したと伝えられる観音堂があり、その周辺には沢山の石仏がある。
▼これは羅漢さんではなくて天狗。▼これは十字架観音というらしい。確かに左肩上(向かって右側)に十字架が見える。
自転車乗りが沢山走っているので、休憩所や名所旧跡界隈にはロードバイク用スタンドが置いてあるところを多く見かける。
自転車に乗っているのは、全身ガチガチのキメキメロードレーサーもいれば、レンタサイクルを借りて気軽に回っているっぽいひとたちもおり、それぞれ好きなように走っている様子でしたね。
ロードレーサーが溜まっていた場所は海水浴場。いまはもう夏休みも過ぎ、土曜日だったけど人影はまばら。元気のヨイ小学生っぽい小僧が2,3人泳いでいるだけでした。
村上水軍博物館
いよいよ愛媛県に入り、立ち寄ったのが「村上水軍博物館」 まえに因島の「村上水軍城」へ行ったことがあるんだが、あちらは山の上の砦で、こちらはリッパな博物館だった。かつて瀬戸内海を制覇していた村上水軍も広島側の人たちと愛媛側の人たちの二派に分かれていたらしい。愛媛側の人たちのことは能島村上氏とのこと。
▼腕を組んでイバって立ってる中国風に見える豪傑は能島村上氏の頭領だったひと(だったと思う)
今治城
今治城を築城した藤堂高虎公の銅像は、江戸城の方向を向いている(と案内ボランティアの人の説明が聞こえてきた)
現在の天守閣のとなりにあり、かつての本丸後に建てられた吹揚神社には、藤堂高虎公も祀られている。