中四国学生アメリカンフットボールリーグ2016決勝トーナメント 広島大学対愛媛大と島根大学対山口大
番狂わせもありそうだった展開
2016/10/08 広島広域公園第二球技場で行われた決勝トーナメント1回戦を見にゆきました。
第一試合 広島大14-14愛媛大
結果引き分けになった試合なんだが、なかなか均衡状態が崩れず、一進一退の展開だったのが、4Qに大きく動き始めた。1Qにインターセプトから得点しリードしていた愛媛大に対して、4Qに先発QBが交代すると徐々に攻撃が進み馴染めた広島大はパスで同点に追いつく。直後のキックオフで愛媛大はそのままリターンTDを上げ再び広島大を突き放す。この時点で試合残り時間は1:05。今日の試合展開であれば、このまま愛媛大ディフェンスが広島大の攻撃を凌ぎ勝利をおさめるだろうと思ったら、広島大は残り6秒で同点に追いつき、結局引き分けとなりました。この結果を受けて優勝決定戦へは規定により、リーグ戦の直接対決で勝利した広島大が 出場を決めました。
▼インターセプトからのリターンTDで先制した愛媛大
▼同点のTDを喜ぶ広島大選手(この選手がTDを上げたわけじゃないけど)
▼その直後のキックオフでリターンTDを上げ、再びのリードに喜ぶ愛媛大
▼ベンチでは同点TD後のキックオフで、再びリターンTDを願う愛媛大マネージャ
第2試合 島根大学41−7山口大学
試合開始早々に島根大のオプションピッチミスからのファンブルをリカバーして、ゴール前からの攻撃権を得た山口大が先制のTDを上げる。一瞬で固まる島根大ベンチと喜びに湧く山口大ベンチの差が面白かった。
▼ギリギリのパスキャッチでTDを決める島根大
▼4Q残り1分半くらいで攻撃権を得た山口大だったが、41−7と逆転可能な得点差ではなく、ニーダウンを選択
試合終了までのこり1分半程度で得た攻撃権を山口大はニーダウンで消費してた。怪我人も何人か出てたので、三位決定戦に向けてムダな怪我などをしないための作戦だったのかな?と勝手に解釈しております。
さて次回はいよいよ優勝決定戦。今年度調子がいまひとつであるものの昨年度優勝校の広島大の連覇となるか、島根大の初優勝となるか楽しみです。今回の試合を見る限りは若干島根大有利かな?