極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

スウィートホーム2

夏季休暇なのです

転勤で引っ越してきて約半月。夏季休暇だけど台風が接近しているとかなんとかで家に帰るのも諦める。そんなわけで時間だけはたくさんあるから、新しい住まいあたりを徘徊したりしましたよ。

松山まつりはよさこいソーラン

松山市内では夏の一大イベントとして8月9、10,11日は松山まつりというのが開かれました。歩いても行ける場所がメイン会場だから、カメラ片手にブラブラと見物に行きました。多くの人達で賑わっていて、もう50年くらいの歴史があるまつりらしいんだが、まつりの印象は「よさこいソーランと同じ」ですが、ちょいと調べてみるとよさこいソーランよりも歴史は長い。(よさこいソーランの始まりは1992年)決してよさこいソーランのマネではないんだが、結局日本人的には長い歴史を持つ伝統的なまつりじゃない場合、同じような形態になるんじゃないかと思いましたわ。

日本人の本質は「ヤンキーとファンシー」だと思ってソレがイヤなオレとしては(たぶん伊丹十三もそんななんだろう)、まさしくソレが実証されたという思いですね。ただダンスの伴奏が例の「やぁきゅぅうぅう すぅるならぁ こういうぐあいに しやしゃんせぇ」という「野球拳」なのがとてもヘンな感じを受けます。オレの世代での「野球拳」といえばコント55号の二郎さんとじゃんけんして負けたほうの女性タレントが洋服を脱ぎ下着姿(実際には水着?)になり、欽ちゃんがソレを競売にかけるという内容の「裏番組をぶっとばせ」というTV番組で、子供心に「エロい」印象が強い。ソレ以外でもお座敷遊びとして服を脱ぐという偏った印象が強く、大人から子供まで楽しく踊るというイメージからは程遠い。それをバックに老若男女が踊りまくるというのは、新参者としては違和感が強かった。

違和感といえば、イベントや踊るグループの名称。グループはそれぞれ「連」という単位で参加するわけで、名前の最後にそれが付く。3日目の子供中心のイベントは「ちるど連」と言うんだ、それを知ってまずは「なんやそれ」という気持ちでいっぱいになりましたわ。昭和時代のおっさんのセンスじゃないですか。その他にもベタなシャレで付けた名前も散見され、やはり50年の歴史は伊達じゃないと思いますた。

今回、松山まつりについて色々と書くけれど、決して悪口ではなく、松山の外からやってきたおっさんの個人的な感想であります。参加している人たちは楽しそうだし、それについてはとてもよいイベントだと思いますよ。

これは老人施設だかの連。まあ言ってることはそのとおり。暑い中、参加ご苦労さまであります。

ここらへんは市民参加の祭りっぽい。

出た、ヒップホップ系ダンスチーム。

よさこいソーランとおなじく、グループの景気づけででかい旗を振りがちなのは戦国時代から受け継がれた日本人の習性か。店の宣伝でたくさんの幟を立てがちなのも一緒なんだろう。

おっさんから子供まで熱烈ダンス中

パレードの途中で沿道に知り合いがいた太鼓担当のひと。互いに挨拶をする律儀さよ。

ダンスが評価される千舟町通り。

浴衣姿がステキな審査員のおねえさまがた。本部席近くに座っている地元CATV局(?)浴衣姿MC嬢が場を盛り上げまくりの煽りまくり。

パレードでオレ的イチオシのアオリイカの「あおりん」。暑くて付添の人がうちわで風をおくりまくり。

ちゃんと審査員のおねえさまがたにご挨拶をするあおりんの律儀さよ

次に推すのがこの乙姫様。ぜひauのCMに出るべき。

官警のみなさま、おつかれさまでございます。

本気のカメラおやじたち

ちびっこ連が通り過ぎるときにはおとなしいカメラおやじらだが、そんな彼らは若い女性が多くちょっと露出多めだったりする連が来るとフラッシュ炊きまくりのシャッター音響かせまくりで、その目的バレてしまっているぜ。オレとしてはそんなおっさんたちと同じに思われないように注意しいしいシャッターを切らなければならない。

オレ的にはテイジン連(?)で見つけたこのジーザス風のお兄さんがインパクトとしては一番。近くにブッダくんがいないかと螺髪のヒトを探したけど、さすがにいなかった。

大街道で、再び発見。

我に続け。世界に遍く福音を届けん。

ジーザスのしもべにはスパイダーマンがいた。これからのMCUにはジーザスもメンバー入りか?

みなさん、気合入りまくり。

野球拳の「こう打ってぇ」のポーズ

おしゃれ連

松山といえば「坊っちゃん」。矢絣袴姿のマドンナ登場は必須。松山市役所連で多数登場。

テレビ的にはこういうのが撮りたい。おれはそんなヒトタチを撮りたい。周りにいる人たちも笑顔。

一般的には赤いコーンはオレンジで、全てにみきゃんのマークがついておる。おもっきりの地元推し。

まあいろんなことを書きましたがソレはソレとして、参加された人は皆さん楽しそうで良かったですね。やはり子供中心のグループが出てくると、沿道をビデオカメラやスマホを掲げたお父さんお母さんらしく人が走り回るという光景はどこでも同じ。