極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

スウィートホーム3(わし、ビーチバレー大会を観戦す)

初めて観戦したビーチバレー

この街に住み始めておおよそ1ヶ月。まだまだペースはつかめないけど、なんとか過ごしております。

”おちこんだりもしたれど、私はげんきです。”

そんなこの街ですが、テレビを見てたらビーチバレー大会が開かれるとのこと。会場はうちから自転車で10分も走れば到着する城山公園で、観戦も無料とのことなのでカメラを担いでゆきました。

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2019第5戦松山大会

eat.jp

会場内は撮影禁止

ホームページをざっくりと探してみたけれど、撮影禁止などの記述は見つからなかったし、会場に到着しても撮影禁止などという看板は一切設置されてない。もっともビーチバレー女子選手は水着のようなごく小さめの布切れだけを身に着けたようなユニフォームであることは知ってたので、彼女らを狙っていると「あのひとヘンタイよ」なんて囁かれることは明白にして必定。なので、男子のみを撮影しようと固い決意をしつつカメラを取り出して、チョロチョロと撮影しておりました。

すると70がらみのジーさんが近づいてきて「あんたプレスのひと?(ジーさんの言葉は実際には松山弁。以下同)」と聞いてきた。違うと答えると「この大会はスマホ以外撮影禁止だからね。変なやつがいて、女子の際どい写真を撮ってブログで公開したりするから。ちょっと厳しいけどしょうがないわな。」と特に非難めいた感じではなく気さくな感じで理由を説明してくれた。するとそのジーさんの知り合いらしい別のジーさん(先のジーさんをAG、あとのジーさんをBGと呼称す)がやってきて「AGさん、やっぱり写真はダメかい?」「プレス席に行って聞いてみたらそうだったわ。他の会場では登録すればプレス章くれたりするけど、ここはダメ。ちょっとイヤミを言ってやったわい」と自慢げに説明しつつも、「この人(BG)はカメラのセンセイで、いろいろとコンテストで入賞しとるんじゃわ。ほれ見てみ」とポケットから擦り切れた新聞の切り抜きを取り出して見せてくれた。その写真はなかなか良い感じで、そのとおり褒めたらAGさんは喜んで、BGは「このひと(AG)はここらへんのカメラの主だから、なにかイベントがあればかならずいるよ。声をかければいいよ」とAGの素性を説明してくれた。その間、AGは隣りに座った選手関係者らしい女性に話かけならが写真を撮ってたりして、見た目はしょぼいジーさんだが、なかなか積極的で口の達者なジーさんでしたね。どこかでまた見かけたら声をかけてみよう。そんなこんな話をしてたんだがAGは「まあ観客席でおとなしく写真を撮ってる分には見逃してくれるかもしれん。係員が注意してこなかったら、いいんじゃない」などといいつつどこかへ去っていった。一方のBGは手に持ったα6500(おお、同士よ)で時々シャッターを押してたけど、そのうちどこかへ行ってしまった。

一番最初にAGに声をかけられたときに一度はリュックにしまったカメラだが、もう一度取り出して、思い出したようにシャッターを押したりしたんだが、まあ公式には禁止されているものに真っ向から対決する気もないので、もう一度カメラをしまって試合観戦に集中することにした。

(うちに帰ってホームページをよく見ると、一番下のところに「スマホ以外は撮影禁止」と書いてありました。見逃していて申し訳ない)

この大会がどれくらいのレベルなのかをよく知らないまま観戦したんだが(当該大会の公式ホームページでは「国内最高峰の試合」と書いているが)、正直いって生で見てもべつにスゴイという感じを受けなかった。二人でやってるのですぐに得点が入る。6人制のように際どいラリーが続くという内容ではない。それ以上に観客席にいる関係者の声援におどけたポーズで応えたり、なんだかプレーに真剣さを感じない。これは男子だけで、続いて行われた女子の試合では観客席からの声はスルーでも選手同士で声を掛け合ったりと、いわゆるスポーツの試合という感じで、まあこれが普通なんだろう。男子はなんだかパリピっぽいニーチャンが遊んでいるって印象。もちろんプレーしているヒトタチはそんな気持ちはないかもしれないけれど、試合初見のシロウトが観たときにはそんな印象を受けましたね。

なんてこと書いたけど、プレーは真剣です。

試合は21点マッチで2セット先にとったほうが勝ち。第3セットは16点先取が勝ち(だったかな)。

サーブの前になにかのサインを出している。単純なサインっぽかったけど、解読できなかった。

どちらにサーブを打ってくるか予想しつつカメラを構える。

どのあたりにトスが上がるか、セッター(?)の動きを見て予想しつつレンズを振る。

アメフトと違って、ボールがどこへゆくかの予想ができず、うまく写真が撮れません。

一眼はダメだけどスマホはオーケーというジーさんの指導に沿って、女子についてはスマホで撮ってみた。(トリミングあり)

審判補助員は地元高校のバレー部員。

女子選手のユニフォームはほぼ水着。それも下はいわゆるヒデキ・サイジョーのブーメランパンツで、そこまで小さい布切れにしなくても良いじゃないか、という印象でした。いわゆる6人制バレーなども昔のブルマからいまではショートパンツ的なユニフォームになったように、べつに動きやすいとか動きにくいとかいう理由であんなに小さい布切れになったんじゃなく、あれは多分砂がつかないようにというのが理由じゃないか。ビーチバレーは名前の通り砂の上で行われるので、汗で濡れたユニフォームに砂がつく。それが気持ち悪いだろうけど、素肌ならば叩けば落ちる。まあそんな感じの理由ではないかと。そうなると男子のユニフォームはどうなんだ?同じ理由ならば、男子もブーメラン・パンツに北京ビキニで良いではないか。それをしない理由はないだろうにね。

それからもう一つ気になったのはサングラス。この日の会場上空は曇りで、特に眩しいという状態ではなかったんだが、選手の殆どがサングラスをしている。眩しくないときに(砂は黒いし)サングラスは不要。逆に曇りだと見えにくかろう、と思ってみたいたけれど、あれは砂が目に入らないための防具ではないかと思えたきた。ならば今日みたいな曇の日には工作時に使うような透明のやつでもいいんじゃないか、と。

まあビーチバレー自体がアメリカ生まれで、ウェイウェイ言ってるような奴らが始めた競技だろうから(偏見御免)、まずはカッコからというのが正直なことかもね。

(あくまでも個人の感想です)

この間買った葉山げんべいのTシャツを着て。同時にげんべいのビーサン履いてったら、なんだかカッコだけは選手の関係者っぽくなってしまった(顔より上はジーさんだけどな)