極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

映画「ディストラクション・ベイビーズ」のロケ地だったり、なかったり

オマエラもっと本気でやれ

今住んでいる街を舞台にした映画「ディストラクション・ベイビーズ」ってのがあります。

ディストラクション・ベイビーズ

出演は柳楽優弥菅田将暉小松菜奈村上虹郎 他

Amazon Prime会員ならば無料で観られます。

 

映画自体は公開映画館数も少なくあまりヒットしなかったようで、まあ内容的にも万人受けするような内容ではないから仕方がないんだが、見たヒトはそう多くはないだろう。そんな映画なんだが、地元ということだけで見てみたら、たしかに後味ワルワルな映画だけれどもワルイ映画ではないと思う。例えれば「時計じかけのオレンジ」のように動機のない暴力が描かれていて、なんて言えるかもしれない。そんな映画なので感想を書いたブログなどもそれほど多く見つからないし、ましてやロケ地について言及しているものは殆どない。たまに「ここでロケがされました」というものがあったとしても、「ロケ地の大街道です。この周辺で撮影がされました」的なヒッジョーに大雑把すぎる内容しか見つからず、「オマエラもっと本気だしてやれー」と言いたくなった。もんくばっか言ってても仕方がないから、目を皿のようにして各シーンを見ながら、後ろに写っている店の看板などを頼りに松山市中心街に点在するロケ地の場所特定をした上で、実際にその地まで足を運んでみました。いわゆる「聖地巡礼」ってやつですな。

(泰良と将太兄弟が住んでいる港町は少し離れているので、それは今後のお楽しみ)

世界中のどこかに「ディストラクション・ベイビーズ」を見てロケ地を回ってみたいと思っているヒトがいたとすれば、ちょっとばかしでも参考にしていただけるとウレシイです。

ここにはいろんな権利問題が発生するとめんどくさいので、映画の場面画像は掲載していません。そのかわり下にあるGoogle Mapのリストには、その場面が出てくるおおよその時間も載せてるので、映画を止めたり進めたりして見ることができる環境の人たちは参考にしてね。

Google Mapに主なロケ地をプロットしてみましたよ。

drive.google.com

 失踪から戻ってきた泰良が、襲う相手を物色して歩き回るところ。泰良と祐介二人が襲う相手を物色しながらブラブラするのもこのあたり。後ろの清香園が目印。(Mapの1と17)映画では立体駐車場だったものが、現在はなにかに建て替え工事中。

ギター男に目をつけるのがこのあたり。角の「アミーゴ(立花藤兵衛経営に喫茶店)」っぽいロゴの店が目印。

この角を曲がって…

この路地でギター男を襲い、逆にボコボコにされる泰良。(Mapの2)

泰良はギター男にボコられた後、その仕返しにライブハウスっぽいところへ殴り込みにゆくんだが、その場所はおそらく「ライブハウス サロンキティ」。

http://salonkitty.co.jp/

撮影以降に改装されたっぽいので、映画に写っている「床が市松模様」ってところのみで決定。ここは大街道などの中心部から少し離れているので、今回はまわらなかった。(Mapの3)

ギター男を叩きのめした泰良がその後に訪れた東雲公園。後ろのかわった形の遊具が目印。泰良はこの蛇口で口を濯ぎ、そこに絡んできた高校生と喧嘩を止めようとしたサラリーマンをブチのめす。ヘタレ裕也と初遭遇。(Mapの4)

後ろは松山城がある城山(勝山)

映画とかは関係ないけど、公園近くの壁に鯛(タイ焼き?)がいた。

 高校生のチャリを強奪したあと、泰良は二人連れの893に喧嘩を売るのがこのあたり。目印は「マリン大街道パーキング」(Mapの5)

結局893二人組にボコられてこの通路で倒れているところを、チャリを取り戻そうとする裕也一味に発見される場所はこのあたり。(Mapの6)

扉の向こうは大街道

奈那が万引をして捕まりそうになったスーパーABC 上一万店。(奈那が店外へ出るシーンで扉に書いてあるスーパー名がチラっと写っている)ここで奈那と泰良の初遭遇。(Mapの7)映画撮影以降に改装されて外観は映画と違う。

泰良がボコられた893二人組を襲う場所。(Mapの8)二人を倒し、その後出てきた兄貴分を苦しめるも最後は失神KOされるのがこのあたり。目印は右側に見えている料亭っぽい店の石柱。

もう一つの目印は「Belami Bulding」というネオン。

喧嘩騒ぎを聞きつけて奈那が出てきたビル。(Mapの9)

映画ではキャバクラの控え室っぽい雰囲気だけど出てきたところを観てみるとこんな感じ。また実際には店(Mapの15)とはだいぶ離れている。

将太と友達が集合したあたりは大街道と銀天街をつなぐ交差点あたり。映画では右角はローソンだけど、いまは100円ショップなっている。

将太の友人が女の子をナンパするところ。(Mapの10)

裕也が泰良にシャツを奪われるゲーセンはここっぽい。将太が「兄のシャツではないか」と裕也に尋ねるシーンのセブンイレブンの位置などからの推測。いまはカラオケボックスになっている。(Mapの11)

近くにあるゲーセンでゲーム機の配置などが裕也がしゃがんでいた場所っぽいんだが、中にはいっても裏に抜ける通路がなかったし、セブンイレブンとの位置関係からみても違うと思われる。

奈那がアクセサリーを万引する店「モノクリップ」(Mapの12)

泰良が893と喧嘩する場所。後ろの建物の窓が目印。(Mapの13)

兄貴分と再び対決し、今度はパンチ一発で倒したことで手下にボコられた後に刺されそうになる場所。後ろのビルは最近建て替わっている(Google Mapでは更地。この写真では開店祝いの花輪が写っております)ので映画とは違います。

泰良が暴れる様子を見守る裕也が立ってたあたり。

893がナイフを持ち出したのを見て「警察がきよるでー」と叫んだ後、裕也が隠れたビル。(Mapの14)

目印の南城バレエ研究所

奈那が働いているキャバクラがあるという設定のビル。この階段に奈那と中国人のお姉さんが立ってた。(Mapの15)

店で揉め事を起こし叩き出された後、イライラする店長に将太がボコられた場所。

キャバクラで揉めたあとも兄を探そうとする将太が友人らと別れた場所(Mapの16)

泰良と裕也が三人組に因縁をつけてボコるのがこのあたり。清華園の三叉路を左に曲がったところ。(Mapの18)

チョーシにのった裕也が女子高生二人組に回し蹴り食らわせたのがこのあたり。ゲス野郎めが。

蹴られる無抵抗の女子高生を自分のスマホで撮影しながら大街道へ乱入した裕也は、引き続き女性のみを相手に手を出し暴れ続ける。ほんまにゲス野郎だわ。

女性を相手に暴れる裕也を止めようとする男どもを片っ端から泰良が殴り飛ばすのがこのあたり。(Mapの20)

椅子がおいてあたりが裕也に椅子と机を借り倒された占い師がいたところ。

事件発生に大街道に集まるテレビ局の中継をぼんやり眺める将太がいたあたり。後ろの4℃が目印。

散々暴れた泰良と裕也が、奈那が乗った車を盗んだ駐車場。(Mapの21)

このあと、自動車を盗んで郊外で様々な悪事を働く三人組なんだが、そちらのロケ地については未確定。新参ものには判定出来ませんでした。

 

この後は映画とは直接関係ないけれど、松山中心街で見かけた風景を撮ってみた。

外国人を始め若者が集まるというウワサの立呑バー「フランキー小林」

「フランキー」と名乗っている割には、ロゴの肖像は「トニー谷」っぽいぞ。「フランキー」とくれば「堺」だろう。今なら「リリー」か。

濃いめのハイボール発祥の地と言われる「サントリーバー露口」すごく地味な店構えで、やってるのかやってないのかよくわからん風情。こんなんふつう気が付かんぞ。

立花藤兵衛経営の喫茶店「アミーゴ」っぽいロゴなんだが、愛媛バル アニーニモだそうです。

銀天街にある老舗っぽい甘味処「赤乃れん」

 

有名な鍋焼きうどん店の「ことり」

風情がある銀天街からちょっとハズレた小路

四国はたぬきの総本山だから、道端にたぬきがいるのは当たり前。

松山の秋祭りは近い

大街道を歩いてたら突然現れて度肝を抜くマネキン。夜みたら多分泣く。

街は祭りの雰囲気でいっぱい。

大街道にあるホテル入口の足湯。勝手に浸かって良いんかな?

大街道のアーケード屋根を支える柱には、近くから見ると模様が彫ってあるのがわかる。

松山三越正面ロビーにはその地区の神輿が展示されていた。松山三越の正面ロビーは天井が吹き抜けで非常にゴージャスな造りになっている。

子供の頃よく食べていたサラヤの弁当。道沿いにコンテナみたいな店がそこここにあり、おにぎり(むすびと言ってた)がとてもうまかった。

近所の稲荷も祭り仕様。

久しぶりにOLYMPUS+SIGMA19mmを使ったら、かなり濃い写真が撮れた。日差しが強くコントラストが強く出たせいかもしれんね。

そんなわけで、みんながんばれ。