極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

寒いのにたくさんの人が走ってた

愛媛マラソンであります

全国各地から愛媛県松山市にたくさんのマラソン好きが集まって走るっていうイベントが行われました。コースが近くなんで当然見に行くわ写真を撮るわです。

快晴だったんだけど、風が冷たく寒い。あんな人が集まる場所へ行ってインフルエンザに罹りでもしたらどうすんだ。まあ罹ったらすぐに会社休むけどな。

スタートの小一時間前にスタート地点の県庁前あたりをうろついたりしてたけど、当然ながらベストな位置はマスコミ関係が押さえているわけで、ぼんやりと考えた路面電車乗り場も無用なオッサンが紛れ込まないように大会関係者がガッチリとガードしてたし、ローゼキをはたらくモノを即座にお縄にすべく(違うけど)白バイ隊の精鋭も集結してるからそれもできず。そんな具体でどうしようかとぶらぶらしてたら、街一番の繁華街であるアーケード街の真ん前がなぜか人が一人もおらずガラ空きだったので、そこのど真ん中に約20分仁王立ちで待っておりました。

いよいよスタート

スタート時には花火がバンバンなるとか、参加選手たちの鬨の声的な音が聞こえてくるかと思ったら、スタートのピストル音も聞こえず、TV中継車と白バイが走ってきたのを見て「スタートしたな」と思ってたらなんとなくスタートした選手が走ってきたって感じ。

大会は地元の高校生が大量動員されてて、あちこちでキャハハウフフと固まったりしていたんだが、何の滞りもなく運営されとりましたね。オレが立ってたあたりもスタート時間が迫るうちにどんどん人が集まってきて、県庁前からずっと人の列ができてました。

で、写真です

愛媛陸協技術総務自慢の最新鋭マシン

よく見るとゼッケンに都道府県名が書いてある。この人は東京から参加かな?

スタート地点のマスコミ席

いま愛媛県内の幹線道路を爆走しても追っかけてくる白バイはいないんじゃないかってくらいの白バイ集合率

警備員「さぶいねー」、警察官「天気はいいけどねー」

坂倉がいた

いよいよ来たか?と思ったらまだまだだった

動員された学生たち

おら、そろそろ信号止めるでー

いつの間にかスタートしてて、トップが走ってまいりました

ビルの中から応援

郵便配達のひと「仕事にならんでー」

スライリー1号

続々と人が流れ途切れなく、道路を渡れなくて家へ帰れない

おねえさんたち「がんばれー、がんばれー」

撮影場所としてここらへんも狙ってたけど、道路を渡れないのでムリ

菊池と堂林。堂林、今年は活躍せいやせいや繋がりで鈴木誠也ユニも見かけたけど、人が多すぎてピントを合せてるうちに走り去っていった

スライリー2号

にんじん&スパイダーマン&きゅうり(?)

さあ、おわったおわった

巷では新型コロナウイルスの蔓延が心配されておりますが、まずは手洗いを励行しましょう。

現場からは以上です。

 

 

「毎年出初式は寒いのに今年はあったかいねー」って隣のばーちゃん二人が話してた

写真を撮ったどー

とりあえずカバ。名前ははっぴーカバー君というらしい。シロウトがテキトーに考えたゆるキャラとしか思えないデザインクオリティー。チャームポイントはおなかの四次元ポケット(おまえはドラえもんか。同じ青いけどな)に描かれた温泉マーク(かもしれない)。

はっぴーカバー君の兄貴分として防災カバー君(写真左)ってのもいる。デザインのクオリティーは変わらんな。まあいいけど。

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松山市ホームページからの引用。

https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/bosai/bousai/kouhou/bousai.html

というわけで出初式です

ふつう出初式といえば正月中旬までには行われるって思ったけど、松山市消防の出初式は毎年この時期にやるみたい。

えらいさんがずらりと並ぶ本部席。雨が予想されてたけど降らなくても良かったね。寒くもないし。

消防局音楽隊の演奏。メリハリが効いててなかなか上手いと思った。

チア登場にカメラじじいどもが一斉にシャッターを押す。もっとはっぴーカバー君を写せや。

はっぴーカバー君 女性軍団の巻き込まれながら退場。

「これから行進しますんで、よう見とってつかぁさい」

「よっしゃ、よっしゃ」(田中角栄風に)

「かしらー、右っ!」

年に一度の晴れ舞台

緊張でガチガチのひともいた

「これだけ膨大な量の長靴を見たことある人は、長靴工場で働く人以外はめったにいないと言わざるを得ない」という田口トモロヲ的なナレーションを頭に思い浮かべてほしい。

写真の撮り方が悪いのか、見るからにがちがち

全員整列したらエライさんの挨拶もなくすぐ退場

太鼓に続いて梯子乗り

わっしょい、わっしょい

よいさ、よいさ

いくでー

うぉりゃー

太鼓と一緒に半鐘を鳴らして合図する

がんばれー、がんばれー、うぉー、うぉー

あらよっと

気合入れろやー、どんどこどん

あらよっと

うぉーうぉーうぉー

おらっしょっと

おりゃー、一斉放水じゃー

こっちも負けんどー。ちゅー。

終了ー!

ありがとやんした

撤収ー!

わっせ、わっせ

「これにて令和二年消防出初式を終了します」

おわったーおわったー

スーパーレスキューの人に帽子をかぶらせてもらって、ちびっこ大喜び

で、帰ろうと思ってたら県庁あたりが駅伝のゴール地点になってるらしく人が集まってたので、ついでに写真を撮ったぜ。

女子一位は愛媛銀行チーム。アンカーがそれまで一位だった八幡浜高を抜き優勝。スポンサーだし頑張らねばな。

二位の八幡浜高。抜かれて泣いているわけではないよ。ラストスパートで頑張ってるのだ。

三位は聖カタリナ学園

四位は新居浜東高

男子は今治市がスタート地点。一位は新居浜東高。このあとガッツポーズをとるんだが、どうせならオレが撮ってるときにやれや。

二位は愛媛銀行

バスに抜かれて第三位(ウソ)

三位は宇和島東

四位は松山大学

五位は松山商業高校

そろそろ選手の間隔が空いてきたし、腹減ってきたんで撤収。

現場からは以上です。

次回予定は未定です。

 

第一回愛媛国際映画祭

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とりあえずそれっぽい絵を貼ってみた

今年第一回目の国際映画祭が開催され愛媛県内のいろんな都市で様々な映画が上映されたわけで、その中でラインナップされている「ロングウエイ・ノース」が見たいんだけど近くでやってなくて残念至極。出演者をはじめとする人たちの舞台挨拶がある上映はチケット売り切れだし。まあそんな具合の映画祭オープニングイベントが道後温泉界隈で行われると聞いていろいろと調べてみたわけです。

しかし関連のホームページを見ても誰が来るかなんてどこにも書いてなくて「なんだよー」と思いつつ、まあ今年になってカメラを担いで写真を撮ってないってこともあって、あまり有名じゃない俳優さんや監督さん、プロデューサーの人でも誰でもいいからとりあえずそれっぽい写真を撮ってやろう思い寒風(とはいうものの曇り空にもかかわらず思いのほか暖かかった)のなか流星号(自転車)に乗って行きました。

とりあえずそれっぽい写真を撮ってみた

開始前にMCの人から「このカードを掲げられたときに撮った写真はSNSやWEBにはアップしないで下さい」という説明があったんだが、最後までそんなカードを掲げた係の人はいなかったので、周りの人たちに混ざって写真撮りまくりですよ。そんな写真をこれからWEBにアップします。

なお、有名人に限らず肖像権などのカンケーで「写真公開すんな」というお話があればお知らせ下さい。即座に公開停止いたします。

いよいよ写真ですよ

陣取った場所はマスコミブースの後ろ。写真のカメラマンの人は、他社TV局や新聞社の人たちから「今日は何人くらい歩くの?」とかいろいろと段取りについて聞かれていた。ホームページの情報もそうだけど、もっと主催者側が情報発信すべき。

活弁の実演あり。戦前の無声映画は舞台をそのまま撮したような固定カメラだとぼんやりと考えてたけど、実際には移動撮影があったり上から撮ったり、立ち回りをする役者の間に入ってカメラ振り回したりと今と変わらないカメラワークで驚いた。伊丹十三の父、伊丹万作監督の映画は志村けんのバカ殿と同じようなことをやってた。喜劇の本質部分ってこの頃から変わってないので、戦前の喜劇映画は今見ても面白い。

地元アイドルのたけやま3.5。人に見られる立場だけあって、地方アイドルでもみんなかわいい。(後ろのLEDスクリーンでモアレが出てて見にくくてすみません)

エヴァンゲリオンでおなじみ高橋”残酷な天使のテーゼ”洋子さんとなんかクリヤ・マコトというひと。

名前がよくわからので自分でしらべてちょ。

女性映画監督としては最高齢の方らしい。89歳っていったかな。

顔の濃い人は三船敏郎の孫の三船力也氏。

女優 吉田美佳子と彼女に従うように登場の「モテキ」の監督 大根仁

台湾の映画関係の女性と後ろの人は「こんな夜更けにバナナかよ」の監督のだったかな。

ミッツ・マングローブではない。

なんちゃらという愛媛県を舞台にしたコミックだか何だかの2.5次元舞台出演の2人。関東から追っかけてきたファンがもいた人気者な今風イケメンぞろい。

「猿楽町で会いましょう」主演の石川瑠華ちゃんと児山隆監督(たぶん)

会場が一気に盛り上がった斎藤工の登場。髭面イケメンだけど、帽子はどうか。

イケメンの帽子には「幕の内」と書いてある。主演映画が弁当に関するもの(?)らしいです。

ラストに満を持して真打ち登場。映画祭でも上映された「タンポポ」に出演の宮本信子役所広司のお二方。

ただ歩いて登場するだけで絵になる、さすが映画スターなお二人。

ではまたお目にかかりましょう。

次回は消防出初式の予定です。

2019年もおわります

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年末です。

金曜日が仕事納めで、帰りの路面電車のなかで普段よりちょっとキラキラした感じがする車外の風景を見ながらユニコーンの「雪が降る町」を聞いてたら、もうすっかり年末なんだよなーなんて気がしてきました。子供時代はクリスマスの頃になれば街の空気も冬らしくピンと張り詰めて、雰囲気もなんだか変わってきて如何にも「正月」という気分満載だったと記憶しているんだが、いまは特になにも感じないのは年齢のせいか。正月になってもお年玉がもらえるわけではないし、逆にあげなきゃならなかったりするし、大掃除しろとか年賀状作れとか司令が下されるしで色々めんどくさい。特に楽しいことはない。でも、やっぱり天気の良い日の冷たく乾いた空気を感じると、子供時代と変わらずやっぱり正月だよななんて思ったりしますね。

今年は何枚とったのか。

今年は住む場所が変わったりしてアメフトの試合も殆ど見に行けず、またおなじみの宮島詣でもそれほど行けずで撮った写真枚数も少なかろうと思いながら調べてみれば、これがなんと16,870枚(12/29時点)。2018年が16,645枚だったのでそれほど変わってない。思ったよりも写真を撮ってる。その割には腕は上がってないなと残念な気持ちになったりする。

今年はなにをやったのか。

住む場所が変わって仕事の内容も変わって暇が増えたのでその暇にあかせてなにかやろうと思ってたら、所属グループの予算管理で苦労している人がいるということについて相談があったから、それを手伝おうと思い最近流行りのPythonを少し触り始めた。ずっとむかしはプログラマーとかシステムエンジニアとかそんなことを客先に出向いてやってた事もあって初めて触った言語でもやり始めるとだんだんカンが戻ってきた感じ。プログラミングなんて条件文とループ文の組み合わせで、あとはいかに同じような手続きをまとめて記述するかというパズルみたいなもんだからやってるうちの面白くなってきた。といってもまだまだデッチ程度なもんで決して威張れないんだけど、もうちょっとエラくなって手代くらいになれれば機械学習だのビックデータ分析だのも手を出してみたいと思ったりする。でもあっち方面は統計に関する知識が必要だったりしてなかなか一筋縄ではいかない。人生毎日勉強です。大店の旦那になる道は遠い。

そんなわけで仕事関連では暇が多いので業務の合間に色々と出回っている失敗プロジェクトのレポートを読んだりもしているんだが、必ず書いてあるのが「プロジェクトリーダが多忙でチェックしきれなかった」とか「メンバーが他で炎上したプロジェクトのサポートに回って、十分な準備ができなかった」とかいうような内容。それに対する今後の対策が「二重チエックをする」とか「必ず二人で相互確認しながら作業を行う」とか「チェックリストを作りました」とか言うものが多い。それって人手が足りなくて問題が発生しましたって言ってるのに今以上に要員が必要になる、あるいは負担が増える作業を実施するから事故防止ですなんて本気で考えとるんかと。それって根本の解決になっとらんぞと思うのが普通じゃないんですかね。

なにかの区切りの会議などでエラい人が「強い気持ちを持って◯◯を実現しましょう」的な根性論を語っていたりするんだが、問題を根性で克服しようというのは第二次大戦から全く変わっていないメンタリティーでありそれって問題の解決にはならんわけですよ。現場で作業している側は特別気合を入れなくても、決められた手順を守って作業をやれば問題発生を極力少なくできるような環境を作るのがエライ人達の責任だと思うんだが、そういう環境づくりからすべては丸投げだったりして結局現場が疲弊する。まあエライ人達は予算達成に汲々としているからそこまで手が回らない事も確かなわけで、そのくせ休みを取れとか残業するなとかいわれたら、どうすりゃいいのよという気にもなりますわな。

会社を運営する目的は利益を上げることでそれは間違い無いんだが、利益を上げることのみ追求しすぎていないかニッポンは、とか思うわけです。

地球温暖化について日本国政府はむにゃむにゃした態度しか示していないが、海外では「そうだそうだー」とか両手を上げて賛成したり、スウェーデン若い女の子が「企業の経営者は利益追求しか考えとらん。恥を知れ!」とか叫んだりしていて、それはそれでこれからの地球という星のことを考えれば正しいとは思うんだが、今後画期的な方策が出てくれば話は別だが現時点で地球温暖化を防止する具体的な施策を実施すれば経済的な停滞は避けられず、そうなるとこれから生活が豊かになる可能性も低く、もしかすると今よりビンボーな生活をしなければならないかもしれないわけで、そこんところを誰も指摘しないのはどうなのよと思うのです。今よりも(できれば多少程度に)ビンボーになってものんびりと生活できればいいやと思うのか、ビンボーはイヤだからこれからもどんどん便利な生活を送りたいと思うのかをまずはっきりさせなければならんと思うのですよ。そこを曖昧にしたままでは、結局水掛け論で終わってしまう。まあチカラをいれてやってる人たちは、活動それ自体で儲かっているから良いのかもしれないけれど。

そんなこんなで今年も色々とありましたが、なんとか過ごしてゆくことが出来たことは誠にありがたいことです。去年の今頃は、今の場所に住むことになるなんて夢にも思ってなかったし。でもそんなふうな事を経験しつつもゆらゆらフラフラとできるだけストレスを感じない生活ができればよいかなー、なんて思うとります。

 

てなわけで、みなさま良いお年をお迎えください。

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そういや、まだ年賀状的なものはなにも準備していないわ。

 

松山城へ登城す

もみじがり

去年と別の町に住み始めて、御用達の紅葉谷公園に行けないわけです。で、近所で紅葉のメッカはどこ?と探してみるとどれも山の上の方とか近場じゃない。近場といえば松山城らしいんだが、麓から見てもそれほど紅葉しているっぽさがない。そんなことばかり行ってても仕方がないし週末は天気が良かったんでちょっくら登ってみたわけです。

まえに徒歩で登ったら翌日から腰や足がガタガタになってしまったので今回は上りはロープウェーで下りは徒歩といたしました。

ロープウェー駅から少しばかり徒歩で登ると松山城公園につくんだが、正直紅葉は一箇所のみ。桜の木が多くて春は素晴らしいんだろうけど紅葉の季節は今ひとつですね。

まあそんなわけですがせっかく登城したんで写真だけは撮ってまいりましたよ。

頂上のお城前広場をぐるっと回ってみたんだが、ここにはショージキこの木しか紅葉と呼べるような紅葉はなし。

上二枚はinstagramで見かけた他のヒトが撮ってた写真のパクリです。同じように撮ったつもりでも本家には勝てなかった。

ここも二の丸庭園と同じく恋人の聖地なんかね?

登城にはロープウェーかリフトかの選択式。前にここへ来たときはリフトで登ったから、今回はロープウェーにした。

中国人っぽい観光客団体がたくさんいたんだが、歩いているうちにいつもまにかその団体に飲み込まれてしまったわけで、でも他の人から見ても見た目は全く違和感なかったろう。昔の日本にやってくるような中国人観光客は見るからに中国だー、というようなナイロン製の発色が良すぎるデーハーな服を来ているヒトを多く見てたけど、最近は日本人と全く区別がつかない、ってか日本人のほうがしょぼく見える気がする。

お城の前に立ってる記念写真撮影用のよしあき君人形の後ろはゼッペキ。

帰りは歩いて降りる。看板によると「昔のままの勾配の道」らしい。夏に登ったときには死にそうになったけど、昔の人は平気で登ったんだろな。まあジジイの体力と比較しちゃぁイカンわけだが、体力あったんだな。

後半の紅葉はなんだかたくさんの木々を撮しているようなカンジなんだが、実は固まって映えている2,3本だけでした。

麓のロープウェイ駅にはイモトアヤコがいた。結婚おめでとう、イモト。

チコちゃんもいた。

なんか有名な人のサインが入ったバイオリン。誰かよくわからんけどね。

ご存知ポンジュースが出る蛇口。これはレプリカだけど本物はロープウェイ乗り場がある通り観光協会的な組織が運営している店舗にある。一杯100円(税別)だったかな?

松山城ロープウェイ乗り場からシャチホコがお送りしました。現場からは以上です。

光の庭園ですよ

紅葉の季節になりまして

広島では縮景園で11月終わりから紅葉のライトアップイベントを開くので毎年行ってたんだが、今年は行けないから松山でやっている同じようなイベントへ行ってみました。松山城二之丸史跡庭園で行われる「光の庭園」です。場所が松山城なので、例のごとく颯爽と軽快車(俗称ママチャリ。命名流星号ガンダムじゃなくてスーパージェッターのほうね)を駆って初日に行ってきました。

昼間は風は冷たいものの暖かかったけど夜は流石に寒いだろうと思ったけど、それほど寒くはなかったので良かったね。

ライトアップされててなかなかキレイだったんだが、まだちょっと早いかな?という印象。縮景園と比べると池がない分、水面に映る紅葉がなくて残念。その代わりというかなんというか、和傘がおいてあってそれがライトに映えている如何にもな仕掛けがあって、みんなが寄ってたかって写真を撮ってた。オレも撮ってたし、紅葉よりもこっちのほうがバエる気がするね。

奥で光ってるのはイヨテツのくるりん。

右奥は松山城

なんか傘ばっかり撮ってるな。ブログに載せるくらいのサイズで見ると三脚で撮っても手持ちで撮ってもあまり変わらんね。

この庭園も全国の観光地でよく見かける桂由美公認の「恋人の聖地」らしい。まあいいけど。

ぼちぼち紅葉を迎えたイベント会場からは以上です。

 

宮島へゆく(4ヶ月ぶり今年5回め)

ぼちぼち紅葉の季節でせうか

厳島神社はご存知平清盛公が今の豪勢な形にしたわけで、そんな平家イケイケ時代に奉納したのが国宝の平家納経ですね。厳島神社の回廊出口の目の前にある厳島神社宝物館ではそのレプリカが常時展示されているんだが、モノホンが見られるのは毎年11月の年1回開催される「厳島神社宝物名品展」だけ。で、毎年違う品が展示されるのでここ数年毎年見に行ってたわけで、今年もうまい具合にゆく機会が持てたので行ってきましたよ。

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厳島神社宝物名品展チラシ

チラシが超地味。宣伝もあまりしていないのでたくさんの観光客が前を通るもののほぼスルー。公開初日の10時半くらいに現地に到着しましたが、おそらく私と家人が最初の来場者だったのではないかと思われます。その後、ぼちぼち来場者が来たけれどね。

イベント告知のHPはこんな感じ。地味すぎて開催されることを知っていないと見つけられない。島へ渡るフェリー乗り場にも全く告知らしいものは見えなかったし。派手に宣伝しないのは厳島神社の平常運転。

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宮島観光公式サイト

http://www.miyajima.or.jp/new/?p=5262

昨年までは地味な入場チケットにその年に公開される平家納経に描かれた絵をモチーフとしたA5サイズくらいのクリアファイルが付いてきたんだが、今年はチケットの半券が絵葉書っぽいデザインになっていてクリアファイルはなし。その上絵葉書になったのは平家納経ではなく、なぜか江戸時代に奉納された木更津から望む富士山が描かれた絵だったので少しガッカリ。

会場前には普段はない案内看板があるんだが、地味すぎて風景に同化してしまっている。

入口前には一応ポスターが張り出されている。でも誰も振り向かない。

会場は宝物収蔵庫の一角(20畳位の広さか?)で、建物自体も非常に地味で見過ごしてしまう風情。普段は非公開で門が閉じられているので、初めて行ったときには「本当にここでいいんだろうか?」と不安になったくらい。

展示室は撮影禁止なので当然写真などはなしでございます。

展示物の目玉は平家納経。金粉や金箔などをふんだんに使った見事な造りの巻物で、描かれた絵を近くで見ると作者の筆使いがわかる。一部傷んでいるような部分あるが、とてもきれいなまま残っっており、これが今から800年近く昔に作られたものかと思うと、それだけでなんだかスゲーという気持ちになるね。

平家納経の他には平清盛平頼盛直筆の写経が展示されていて、これまた近くで見るとその筆使いがわかるわけで、そんなものを目の前にするとあの有名な平家一門と同じ空間を共有している気がしてきて、これが古いものをみる醍醐味だと思いますよ。

その他なぜか横山大観の「屈原」というどでかい絵が飾ってあって、こいつもなかなか素晴らしいと思いますた。

横山大観屈原

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B1%88%E5%8E%9F+%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E8%A6%B3&lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&sxsrf=ACYBGNS1MSKRUSb7cXA3dbeX-65jgPhiRQ:1573483378884&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjAz-6usuLlAhVFJaYKHQ08CC0Q_AUIEigB&biw=1280&bih=666

さて国宝を愛でたあとは、まだ少し早いと思いつつも紅葉狩りですね。

 日当たりが良い場所は紅葉が進んでいる。岩総本店の横にあるこの場所はいつも早めに色づきますね。

紅葉谷公園入り口の有名な場所。少し色づいているな、という感じ。でかいカメラを三脚に据えて写真を撮ってるじーさんがいた。

平安美人もいた。

こちらも定番の撮影場所。紅葉はもう一歩。

何故かこの日はカメラを抱えたヒトを多く見かけた。

前は大しゃもじが展示されてた場所に、おもてなしトイレという建物に変わっていた。1階はバリアフリーのトイレと観光案内所。2階は休憩処。

男子トイレの入り口はなぜかキラキラな紅葉マーク

定点観測 雑貨ひぐらし

今年6月から令和の大改修の工事に入っていて、大鳥居は足場で囲まれていて見えない。まあオレのような宮島のプロにとってはこんな姿の大鳥居は見たことがないので、かえって面白い。でも観光客の人たちにとっては残念でしたね。でもこんな姿はめったに見られないので逆にお得かも。そうは言ってもやっぱり大鳥居はみんなみたいだろうから、記念写真の定番スポットには鳥居と鹿が描かれた顔ハメとか、ダミーの鳥居くらい置いといてもバチは当たらんと思うぞ、観光協会さま。

朝早くから厳島神社本殿入り口には拝観のために並ぶたくさんの観光客

現場からは以上です。