コマンタレブーは世界の合言葉
「コマンタレブー!」
表題には意味はありません。本日、オランジーナのCMが撮影された広島県は呉市の島しょ部にある御手洗町並み保存地区というところへ行ったので、その写真をアップしたりします。
のんびりした島の町並み。海沿いの道を外国から来た女先生が自転車で颯爽と駆け抜けます。そこが御手洗町並み保存地区。バックに流れるのは吉田拓郎の「結婚しようよ」(フランス語版?)だ。
(CMの画像はYoutubeの再生画面のハードコピーを取ったものです)
右側の建物は印象的な水色の壁。赤白青のクルクルがあるので床屋さんで、実際にも床屋さん。左のクリーム色の建物は、ちらりと写っている丸ポストのある郵便局です。
画角や撮影方向が少し違うけど、同じ場所から撮った写真。
「コマンタレブー」
反対側からだとこんな感じ。
床屋の横を抜け、海の方へ駆け抜けてゆく先生とそれを見送る町の駐在さん。
駐在さんはフランス語がペラペラ。
交番の建物は実際には開業医の建物。CMでは床屋の直ぐ側という設定っぽいけど、実際には少し離れているのですね。
海沿いの道に出ると目の前の瀬戸内海に浮かぶ島々と、その向こうに灯台が見える。
かつては賑わっただろう町には劇場があった。そういった劇場のひとつ「乙女座」の建物は今も保存されている。
大宰府に流される途中の菅原道真公がこの地に立ち寄り、手を洗ったことから「御手洗(みたらい)」という地名になったそうな。菅原道真公といえば、頭キレキレのエライ人であったことから学問の神様として祀られているわけだが、その他には平将門、崇徳院と並んで日本三大怨霊の一人として数えられるほどの強大な力の持ち主であることから、霊験あらたかなのは確実なのだ。
また伊能忠敬も立ち寄ったとか。それくらいかつてこの地は繁栄してたんだろう。
人が集まると当然花街も発達する。ここは置屋さんあと。
この周辺は古い建物が残されなかなか風情がある地区になっているので、写真サークルだか写真撮影ツアーだかの団体(ほぼ年寄り。かついいカメラ持参)が歩き回っており、いかにもな建物を講師の指示にそって撮りまくり。オレはそんな姿を撮ったりする。
ジジイがたくさんたかっているこの古い時計屋も、オランジーナのCM(続編)にちらりと登場する。
いかにもな古いホーロー看板が飾ってあったりする。