なんだかパッとしない写真はとりあえずモノクロにしとけ
白黒写真はいろいろとアラが隠せる気がする
8月6日は広島に原爆が投下された日で、広島平和公園では記念式典が行われる。
そろそろ準備もできているだろうと会社帰りによってみた。
記念式典に向けての準備は万端
記念式典終了後には、多くの人がずらりと並んで順番待ちが発生する広島平和都市記念碑(このモニュメントの正式名は調べてみて初めて知った) わざわざ暑いときに並ぶんじゃなくて、ちょっとタイミングをずらせばゆっくり出来るのにな、とそんな行列を見るたびそう思う。
昔はそこらへんに普通にあるコンクリート造りの公衆トイレだったものが、いまでは現代アートと見紛うようなキレイな建物になってた。
暗くなってから修学旅行生が見学。まあ真っ昼間は暑すぎるし、いいんじゃないか。
「なんとか聖人の教えに従い仏法のナンチャラカンチャラ」と平和公園に渡る橋の両岸四隅で説法を唱えるおねーちゃんら。誰も聞いていないが、熱心に語っている。全く同じ内容を同じ口調で喋ってるので、ときどきユニゾンになって聞こえたりして、そこが面白い。内容は虚仮威しっぽい「なんちゃら聖人の教えを信じなければ、死んだ後に大変なことになる」的な話で興味なし。おねーちゃんの目の前に立ってる外国人観光客の女の子が不思議そうにしてた。おねーちゃんが話す言葉を、おそらく理解できない彼女の目には、そんな様子がどんなふうに写ってたのかな。
(女の子の後ろの薄い影は霊ではなく、女の子の兄弟っぽい男の子。シャッター速度が遅いのでぶれただけ。「撮影者によると、そこに子供はいなかった」とか言わないよ。ちゃんといたのを見てて「やっぱりブレたか」と思ったし)
暗いところで写真を撮ると、ノイズが乗りまくりだし、街頭その他いろんな明かりが混ざって色がヘンんだし、ブレるし、ピントもよくわからんしで、後で見るとガッカリすることが多いんだが、そんな写真も白黒写真にするととりあえず見られるようになる(気がする)。カラーで撮って、その後Lightroomで白黒にしてるんだが、古くからのカメラ好きには「邪道じゃ」と怒られそうだが気にしない。
で、こいつはちょっとだけマシだったので、カラーです。平和公園前の川沿いにある小粋なヨーロッパの市場風レストラン。外国人観光客もたくさん利用してるっぽかった。