極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

57から77M2へ

新しいカメラを手に入れた

原因は当日の気温の高さと直射日光による熱だとは思うんだけど、突然カメラエラーが頻発した我が愛機A57なわけで、それについて突然「新しいAマウントを手に入れねば」と思い立ったが早いか、新品を買う財力がないため探した先がカメラのキタムラ中古売買サイトでした。

で、手に入れたのがA57よりもワンランク上のA77M2なのですね。これから新しい製品が出ることがあまり期待出来ないAマウント機だから、新たに手に入れるならば別のメーカにすべき、という意見もあるけれど、いずれも中古で安めに手に入れた古いけどいい感じのミノルタのレンズや「貧者の銘玉」と言われるタムロン製レンズなどが手元に何本かあるし、とりあえずAマウント継続であります。

設定がよくわからんね

最初に使ったのが中四国学生アメリカンフットボールリーグ決勝戦が行われる日なんだが設定が定まっておらず、試合中にもいろいろと変えてみたりしてましたのですね。特に機能が強力になったAFについては、様々な設定が可能で、フットボールを撮る場合にどれをどのように設定すればよいのかは、全くの当てずっぽうでした。そのためか、広島大と島根大の試合前半では、なんだかぼんやりした写真がたくさん撮れてて、これまでのカメラよりもよろしくない感じで少しがっかりしたんですが、それらに混じって何枚ものこれまでと違う「イイカンジ」な写真もありで、やはりカメラと言うよりも腕(設定含む)の貧弱さが原因だと思われますね。で、ぼんやり写真量産の原因の一つとしては「バランス重視」という設定がオートになっていることもそのひとつなのかも入れない。「バランス重視」というのはフォーカス優先とシャッター優先を状況によって自動的に切り替える機能らしく、前のカメラではフォーカス優先設定にしていたため、フォーカスがあってない状況ではシャッターが切れかなかった(背景だろうと何だろうとどこかにフォーカスがあっていれば撮れる)設定のせいではないかと勝手に推測。確かに連写の最中に、「これは明らかにどこにもピントがない」と感じた瞬間であってもシャッターが切れてたしね。

中四国学生アメリカンフットボールリーグ 2018 優勝決定戦 高知大17-7愛媛大

連射機能は相変わらず

新しいカメラは(いわゆる)中級機に位置づけられてて、発売当時は「連写番長」と呼ばれるくらいの能力を持ち、撮影者のオレの貧弱な技術とは関係なくハイパワーです。実際、前のカメラでは10枚未満の連写でSDカードにデータを書き込み終わるまではシャッターが切れない状況だったものが、本体バッファの大型化によりそれは解消されました。結果、連写Lo(公称秒速最大3コマ)か高速手動連写(自分の意志で連続的にシャッターを押す行為。自称秒速最大1.5コマくらい?)を得意とするオレにとっては、全くストレスなく連写できるようになったメリットは大きいと思います。ただし連写Hi設定だとやたらめったら写真枚数が多くなるので(公称最大秒速12コマ)、あとの整理がめんどくさく、「プロじゃァないんだからまあいいか」なんて多少決定的瞬間が撮れなくても仕方がない、という消極的連写主義な姿勢で写真を撮っているので、その実力の恩恵にはあまり浴しておりません。 

中四国学生アメリカンフットボールリーグ2018 順位決定戦 広島大12-7島根大

中四国学生アメリカンフットボールリーグ2018 順位決定戦 広島大12-7島根大

中四国学生アメリカンフットボールリーグ2018 順位決定戦 広島大12-7島根大

中四国学生アメリカンフットボールリーグ2018 順位決定戦 広島大12-7島根大

画質設定と撮影枚数は?

これまでの1600万画素(これはこれでちょうどよい感じ)から、2400画素と大きくなったイメージセンサが装備されています。そうなると保存データ量がより増大するという問題が改めて浮かび上がってくるわけです。これまでもフットボール撮影など短期に2000枚近く撮影する場合、RAWではなくjpegで撮影しておりました。で、今回改めてjpeg撮影について、設定をどうしようかといろいろと試行錯誤してみた結果、結局画像サイズは最大とし、jpeg圧縮はスタンダードとしました。スマホやPCで閲覧することを目的とした場合、6000X4000くらいの解像度があれば多少圧縮率が高くてもそれなりに見えるだろうという「トリミングかつスマホ閲覧前提」であればこのくらいでよいのではないかと。実際、前のカメラと比べてかなりトリミングしても画像の荒れが少ない気がしてますね。(16GBのSDカードで約3500枚の撮影可能という表示でした)

バッテリーの持ちは?

バッテリーは前のカメラとそれほど変わらないと思いますが、利用初日は消費具合がよくわからんので、念のために1000枚程度撮影時に交換しました。添付の中古バッテリーのヘタリ具合が不明なことや、動画撮影をしたことなどありましたが、前のカメラよりも消耗が早い気がします。(前のカメラは同じくらい撮影してもバッテリー1本で撮影後、20-30%くらいの残量がありました)

標準搭載のWi-Fi機能は便利

手に持ってみて若干重い(中身が詰まった)印象でしたが、大きな差は感じませんでした。(とは言うものの、77M2をしばらく使った後に57を持ってみると、あれっ?って思うくらいの軽さや質感のチープさを感じました)

ボタン位置や設定メニューもほぼ同じで基本迷うことはなし。A57ではwi-fi機能を持つSDカードなどで実現してたWi-fi接続が標準で、これは便利。撮影直後にスマホへ転送し、そこで少し加工後にSNSへ即アップが可能です。ハーフタイムや試合直後に、スコアボードなどを撮影して結果をすぐに公開できるのはとても良いですね。

なんか文章ばっかでつまらないと思うから、新しいので撮った写真を載せます。

▼こちらはタムロンのA09で撮ったやつ。(みよし風土記の丘)

みよし風土記の丘

みよし風土記の丘

みよし風土記の丘

みよし風土記の丘

みよし風土記の丘▼こちらはタムロンのA14で撮ったやつ。(宮島)

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ノーファインダーで撮ってみた20181028-DSC01814.jpg

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まだ紅葉には少しはやかった。20181028-DSC01855.jpg

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同じレンズを使って撮っても、A57よりもA77M2のほうが奥行きがでるというか、なんというかいい感じではないかと。まあ新しいのを買って「前のほうが良かった」と思えるようじゃ悲しいから、気分だけのモンだとしてもいいんじゃないの。