昼間よりも夜のほうがきれいに見えるのは、ちょっとずるい気がしないでもない。
今回のはほぼ赤い写真です。
11月末から12月頭にかけて毎年縮景園で「もみじまつり」が開かれていて、そいつに毎回行っては写真を撮っているのはご存知の通り(誰が?)。
何度行っても同じような写真しか撮っていない(撮れない)んだが、ある程度歳を取れば「あと何回行けるだろうか?」などという漠然とした不安もあったりして、強張った腰をさすりながら行ったのですね、今年も。
それにしても同じカメラとレンズで撮ったやつでも、前のほうがよく撮れている気がするんだが、オレの腕は毎年衰えておるのかな?単純な力技ではないけれど、感覚的に衰えているのかな、なんてちょっと寂しくもなる秋の夕暮。
全体的に赤い写真が多い。紅葉で木々の葉が赤くなっているのがその原因なんだが、それに加えて夜間ではオレンジの照明をあてているため、余計に赤く見える。
写真を撮るために立ち止まってたら、おばちゃん二人連れが追い抜きざまに「昼間よりも夜のほうがきれいよねぇ」なんて話てた。たしかにそう思う。そんな理由もあって、わざわざ休日の昼間じゃなくて、会社帰りのついででも訪れやすい平日に寄ってみたんですね。(特別開園は21:00まで)春の桜の時もそんな感じ。
毎年、通路沿いには足元を照らすランプが設置されているけれど、暗い中 細い橋を渡ったり、石段などの段差がある細い道を歩いてるとすれ違うのに難儀したりするんだが、今年からは園内の、特に池を巡る小道は右回りの一方通行とされていて、要所には案内の係員が配置されてた。人出が多くなれば危険も増えるだろうし、適切な対応ではないかと感心した。
こちらは春の様子。
数年前は市街地を囲む山々にはうっすら雪が積もったりしたりして、昨年や一昨年などは寒かった記憶があるんだが、今年はコートなしでも問題ないくらい暖かかった。そのため紅葉も長いとかなんとか。
とりあえず今年もクリアした名勝縮景園の「もみじまつり」でした。