格安SIMの実力
二年縛りがあけて、端末も乗り換え
auからY!mobileへ乗り換え、端末もNexus6pになって喜んで使っていたものの、メモリ関連の扱いがクソで、最後の3ヶ月くらいはバッテリーが死んでしまったりして「もうアンドロイドはイヤ!」という気持ちでいっぱいです。
そんなおり、iPad touch化しドライブ時にはカーナビとして活躍していたau時代のiPhone6に刺してたSIMのmineoから、SIMフリーのiPhone8が販売されているということで後先かまわず飛びつき、一緒にSIMもmineoに切り替えたのですね。
au、ドコモ、ソフトバンクと3大キャリアフルサポートのこの会社、巷の感想としては「昼休みなどおそすぎて使えん」というものが多く見られましたが、実際にauの格安SIMを使った感想としては、「遅いときは遅いけど、ひどく困ることはない」でした。しかしこれまではやっぱりサブ端末で使ってただけだし、メインはmineoと同じ格安SIMのカテゴリーに入っているものの、auに対するUQmobileと同じくY!mobileのサブブランドとしてネットワークの快適さにおいては他を大きく引き離す実力には到底かなわないことは明白。
ということで、SIM切り替え初日にネットワークの快適さを調査してみたのですね。
結果報告
利用端末はiPhone8 (iOS12.1.4)でSIMはmineo Dプラン。調査に使ったのは一部で怪しいデータ収集をしているのではという疑惑ありと評価に書かれているSpeed Testというアプリです。こいつは測定結果をまとめてメールの添付ファイルとしてシェアできるから、その点についてはすごく便利でした。
調査結果をまとめたのが以下の図。
グラフをひと目見て分かる通り、昼休み(12:00-13:00)にTwitterやInstagram,Facebookの画像データ表示に時間がかかる。Twitterの動画は再生が開始されない。されてもすぐに停止する。おそらくその他SNSの動画やyoutubeもだめでしょう。ただしメールやLINEなどの文字主体のサービスを使う分には、多少遅くは感じるものの、イラつくような状況ではない。
その他で目立って遅いのは朝の通勤通学時間(8:00-9:00頃)、夕方の帰宅時間(18:00-19:00)で、昼休みと同じくmineo側もデータの最適化(任意で最適か非適用も可能)を実施したりするし、mineoユーザ向けのサイトでも、同時間帯は遅いということを公表しているから、まあそのとおりになっているなとう順当な結果でした。
特に遅い魔の時間帯以外では、自宅の100Mbpsの光回線(地元電力会社系)よりも高い数値を叩き出していたりと、動画もストレスなく見ることができました。
世の中にはいろいろと調査している人たちがいて、その中で格安SIMの速度を地道に調査された結果が公開されている。参考までにサイトから引用した結果部分を載せときます。
まあ回線の状態は接続する場所などの環境にも大きな影響をうけるだろうし、利用するサービス提供側の能力の違いもあるため、一概に業者側の問題ではないと思う。他のMVNOサービスと比較して遅い時間帯があるかもしれないし、メインキャリアのサブブランド(UQとかワイモバ)と比較されると太刀打ちできないことは紛れもない事実。しかしユーザへの情報公開を積極的にしたり、3大キャリアすべてのサービスを提供したり、異なるキャリアの契約でもパケットの共有ややり取りができたりと、かなりユーザ寄りのサービスを提供しているところは良いと思います。
それ以上にmineoを運営するケイ・オプティコムは、関西学生アメフトのメインスポンサーの一つなので、アメフトの発展のためにも使い続けてゆきたいなと考えておるのですよ。もちろん特定の時間帯が非常に遅いという課題は将来解決してくれることを期待しております。
関西学生アメフトはケイ・オプティコム FLASHBOWLですね。