極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

新しいレンズを手に入れたら宮島に行くのがしきたり

もちろん中古。今回はヤフオクですね。

ゴールデン・ウィーク中にカメラを持ち出したとき、レンズは18-200mm f/3.5-6.3というタムロンのズームレンズA14というモデルを使っておりました。

https://www.tamron.co.jp/data/af-lens/a14.html

値段も高くなく、多少暗めなものの広角から望遠までカバーする万能選手で良いレンズだと思うんだけど、ピント合わせがジーコジーコと遅いのが少し気になってしまった。気になるとどうしても気になってしまい仕方がない。で、タワムレにヤフオクでAマウントの広角系レンズを検索してみたら、送料無料で18-55mm f/3.5-5.6が送料無料で3800円から開始で誰も入札してないのを見つけた。使用感あり、多少傷ありで中古良品との評価だけれど、見た目はきれいだし出品者も可動問題なしと書いている。写真から判読すると初代の不満点を解消した2代目っぽい。ちょうどヤフオクが提供していた1500円引きクーポンを使えば2300円で手に入る。もし入札相手が出現して高額になれば諦めれば良いと思い、勇気を振り絞って入札したらあっさりと落札。で、手に入れたました。こいつはα57のキットレンズについてきてたやつで、その後売っぱらってしまった。それが時代は平成から令和に代わり、時代を越えてほぼ5年ぶりくらいに手元に帰ってまいりました。

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インターネッツでいろいろと検索してみると、なんだかとても評判が良いレンズだったのでちょっと得した感じ。出品された品物は別売りのフード付きだったし、実際のものを手に取るとやはり改良型の二代目っぽい。α77IIに付けてみてもいいバランスではないでしょうかなどと自己満足。

ちなみに送料無料のからくりは、出品者が在庫をアマゾンにあずけていて、アマゾンでも販売をしている模様。なので出荷全般はアマゾンが行うため送料は無料ナノではないかと思われるわけで、出荷場所が「千葉・市川」とあったんで「これは!?」と思ったけど、予想通りにアマゾンから出荷した旨のコメントがついた出荷伝票が入っておりました。そんな技も使えるわけだな、アマゾン、侮りがたし。

さっそく持ち出す。

新しいカメラやレンズを手に入れた場合、神様の報告をするためまずは宮島で試し撮りをすることが決められている(ウソですけど)。なので、天気はいいし宮島までいってまいりましたよ。

最近、京都観光の謳い文句で「青もみじをみよう」なんてものがあるのを知って、「青もみじってなんだよぅ」とちょっと小馬鹿にしてたんだが、実際この初夏の季節にみる青い(って実際には緑なんだが)もみじを見ると、これがなかなかきれいでした。

秋には赤い天井になる紅葉谷公園も今は青い天井

この日は地元のテレビ局とドラッグストア主催のウォーキング大会が行われていて、ひとは多かったんだが、いつもよりは多少空いている印象だった。まあ外国人観光客は相変わらず多かったけど。っていうか、一般の県外からの日本人観光客はあまり見かけず(ウォーキング大会参加者以外)、外国人観光客の比率が非常に高かった気がしましたね。

ゴール。

ゴールデン・ウィークも終わります

どこでも混むから(懐も寂しいし)遠出はしない(できない)

どこかへ行こうなどと思ってもどこも混んでるし、旅館もここぞとばかり連休価格などと称してを宿泊料を釣り上げたりとひどいことをしているので(と、強がってみる)、日帰りでウロウロしたのです。出かけるとなるとカメラを担いでいくわけで、自動車で移動するならばデカめなカメラを持ち出します。

デカめなカメラを持ち出すときに考えるのがレンズ。現地ではそこに拡がる景色を撮るだろうから広角はほしい。もしかすると離れた場所から何かを撮らねばならないかもしれない、などと思っていると18-200mmしか無いのです。

そんなわけでとりあえず撮った写真を並べてみます。

5月1日はくもりがち

JR姫新線 中国勝山駅 とりあえず地方の鉄道駅

勝山の町並み保存地区の建物軒先には、それぞれの特徴ある暖簾がかかってる。

文豪 谷崎潤一郎が「疎開」してた土地らしい。またここらあたりでは「寅さんシリーズ」最終作のロケ地になったらしい。

藤原豆腐店ではなく藤原モータース

郵便局っぽいけど違うっぽい。

その次は湯原温泉。ヤフーカーナビで検索したら「ルートがありません」と出てきたので、恐る恐るGoogle Mapの案内で行ったら問題なくたどり着いたので一安心。

川の上には鯉のぼり。

変わった鯉のぼりだと思ってよく見たら、オオサンショウウオのぼり。近くのひとが「アザラシかと思った」と言ってたけど、たしかにそうとも見える。

千と千尋の神隠し」の「油屋」ではない「油屋」湯婆婆はいなかった。

勝山から蒜山高原へ移動。曇り+時折小雨で肌寒かった。

5月4日はハレハレ晴れ

天気もよいし、今度は山口方面へ。

向かった場所は「福徳稲荷神社」「元乃隅神社」と同じく、長い鳥居のトンネルが売り(か?)「元乃隅神社」は「稲荷」ではなくなったけど、こちらは京都伏見稲荷の流れを汲む正しい稲荷神社ですね。

日本海と国道191号線とJR山陰線に睨みを利かせるお狐さん。

観光紹介記事(瀬戸内海Finder)

https://setouchifinder.com/ja/detail/13691

次に行ったのは別府弁天池。きれいな湧水が湧いているところ。

富士山の麓の「忍野八海」っぽい雰囲気。

赤いのは苔だか藻だからしい。

帰りには秋吉台に寄る。秋芳洞は人多すぎ。

日付は戻るけれど連休はじめ、地元の埠頭に「クイーン・エリザベス号」が接岸したらしいというので見に行った。

でかすぎてカメラの枠に収まらない。無理やり接続したら歪みまくり。

そんなわけで明日からまたがんばりましょう。

国芳から芳年へ

国芳とかいっても知らん人も多いだろう

何年か前、同じ美術館で開催された浮世絵展(そっちのメインは北斎だった気がする)で展示されてて、ひと目見てそのかっこよさに惹かれたのが歌川国芳。特に国芳の浮世絵は、コントラストがはっきりしたアメコミみたいな絵柄で、かつ歌舞伎や講談を題材にしたものだと登場人物が皆決めポーズをとっていたり主題を極端に誇張して大きく描いたりと、かなり現代的な印象で、他の人が描く浮世絵とは違いとてもおもしろいと思いました。

そんな国芳の絵がまた見られるとなると行かざるを得ない。で、行ってみましたよ。

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https://www.hpam.jp/upload/editor/files/国芳芳年展A4チラシ.pdf:image=https://www.hpam.jp/upload/editor/files/国芳芳年展A4チラシ.pdf

 ちなみに、今回の展示は全作品撮影オーケーです。(念の為、係の人にも確認したら、フラッシュを焚いたりなど、他の方の迷惑にならないならば問題なし、との説明を受けました)

前とは違う構成で、例のハデハデな作品は少なかったものの、前回展示がなかった水木しげる御大が「がしゃどくろ」のネタ元にしたといわれる「相馬の古内裏」が見られたのはお得でしたね。

ja.wikipedia.org

なお、7月からの特別展は水木しげる作品らしい。こいつも見にゆかねばならんね。

国芳は実際の人骨をスケッチした上で描いてたらしい。

入館するとちょうど学芸員の人による館内ツアーの開始時間だったけど、一緒に回ると自分が見たい絵をじっくり見る時間もなかろうと、解説の声が聞こえる程度で付かず離れずの位置関係で見ておりました。

弟子の月岡芳年が描く血みどろの絵もたくさん飾ってあった。ひとを殺めた時の緊張感が感じられ、単純な線画である浮世絵からかなりの迫力を感じましたね。

水野十郎左衛門一派に風呂場で襲われて絶命する幡随院長兵衛の図。足に折れた槍が刺さったまま水を飲むイキがり方が、町奴の親玉としての心意気を感じる。全身血まみれで、その中に血の手形があるのがリアル。写真はちょっとブレてるな。反省。

月岡芳年でよく知られているのが「奥州安達ケ原のひとつ家の図」。恐ろしい鬼婆の話が、一転親子の悲劇の物語となる。

歌舞伎や能でも演じられるそれらの場面を月岡芳年が描いたものだが、あまりにリアルであったためか、この絵は風紀を乱すという理由で政府によって発禁処分となったらしい。

 物語の詳しくは以下リンクで。

ja.wikipedia.org

仮名手本忠臣蔵などの歌舞伎を題材にしたものや、美人画などたくさんの作品が展示されていたけれど、その中でも幕府を批判したものがいくつかあった。細かい仕掛けはやはり解説を聞かなければわからない。そういった基礎知識があれば、ただ漠然と眺めるよりも何倍も楽しめるだろう。人間いくつになっても勉強ですな。

「浮世よし尽久志」に描かれた歌川国芳本人(と言われるひと)。ドテラに描かれた紋と肩にネコを乗せているので間違いなし。それでよし。

展示されていた国芳の作品の多くが、三枚一組になっていた。その特性を生かした構図は、現在の漫画やアニメ、東映の時代劇や戦隊ヒーローものにも通じるかっこよさがあった。江戸後期のひとだけあって、その弟子たちが描いた作品にはヨーロッパの宗教画を思わせるようなものもあり、逆にヨーロッパの印象派では浮世絵に影響受けた作品があることなどから、情報通信が未発達だった時代でも遠く離れた土地の間でお互いに影響しあってたんだなぁ、などと思いつつ見て回りましたよ。

それから広島県立美術館には、サルバドール・ダリの「ヴィーナスの夢」が常設展示されているので必ず見て帰ったほうがいいよ。特別展のチケットで常設展にも入れます。高さ約2.5M、幅が約5.0Mあるどでかい作品で、近くで見ると絵の具の盛り上がりや筆の跡が確認できる。油絵のホンモノを見る醍醐味はこの立体感だとおもっていて、それを見てると時間を越えて絵を書いた本人と空間を共有している気がしてくる。そこが面白い。古い書物を見たり故事来歴がある土地や古跡を訪ねるのも同じ。作品の美術的、歴史的価値はよくわからなくても「教科書で読んだことがあるひとが、かつてここにいた(これを描いた、書いた)」という感じが良いね。

おまけ

パブリックドメイン歌川国芳作品が掲載されているページ。

www.bestweb-link.net

 

FISE HIROSHIMA 2019 ですよ、って言うけどFISEとはなんだ?

「FISE」とはフランス語で「Festival International du Sport Extreme」の略だそうです。

去年も広島で開かれたFISEが今年も4/19-21の三日間、旧広島市民球場跡地で開催されるってことで行ってみました。普段テレビでしか観たことがなくおっさんにとっては馴染みの薄いエクストリームスポーツ(BMXとかスケートボードとかなんとか)の競技大会で、BMXなどはオリンピック競技にも採用されたらしく、そのトップ選手が出場するってことで盛んに宣伝してました。

www.fisehiroshima.jp

しかしそんなワカモン目白押しなイベントに行ってみようと思った動機として、まずは「動きのある被写体を写真に撮る」ことですね。去年手に入れたソニーA77IIの実力がどの程度か(っていうか、己の腕がどの程度か)を確認したかったことと、あともう一つ、某Nグループで開発した世界一を自称する(実際精度は高いらしい)顔認証システムが入場チェックに使われていると聞いたので、情報としては知っているだけの顔認証システムがどの程度ホンモノかを見極めたい、と思ったからなのですね。

入場自体はアプリの事前登録しとけば無料。なので入場口前にはアプリをダウンロードして情報登録をしている、まるでポケモンGOのレアキャラ入手目的で屯しているみたいなひとがたくさんおりました。一方オレサマは事前に顔登録をしているもんで荷物チェック後には専用レーンからアルバイト風のお兄さんの指示に沿って入り口テントに設置されたごく普通の特にこれといった特徴の無いタブレットのフロントカメラに顔を写し、係のヒトがボタンを押すだけでわずか1,2秒で認証が終わり。「ホンマに認証しとるんかいな」と疑いたくなるレベルの実にあっさりとパス。まあももクロの入場チェックにも使われて評価されたシステムだから大丈夫なんだろう(たぶん)

 で、一歩会場に一歩足を踏み入れると、いかにもそれっぽいワカモンがいっぱい。地方では珍しい世界レベルのオサレ大会が行われるとあって、地元のファションリーダーを自認する人々や、BMXやスケボー、ローラーブレードなどが好きなキッズが目白押しな会場でした。そんななか、おっさんは寂しいなぁ、と思ってたら、オレ以上の年齢のじーさんがカメラを抱えて歩き回ってたりと、オレと同じ目的の「競技自体はそれほど興味はないけれど、とりあえず動きものの写真を撮りたい」オールドマンの姿もたくさん見かけたので、リトル・オールドマンのオレとしては少し安心したのです。

現場到着したらやってた「UCI BMXフリースタイルパークワールドカップ 女子決勝」

優勝賞金は1500ユーロ(約19万円くらい)、二位が900ユーロで三位が700ユーロ。そんなもんなんかな。

アメリカのパワフルな二人と違い、二位になったフランスからやって来た彼女はそこらへんにいそうな普通の女の子に見えました。

BMXフリースタイルパークのジュニアやアマチュアでも空中でクルクル回ったり、垂直の壁を登ったりと派手なアクションだよなー、と思ってたけど、ランクが上がるたびにもっとスゴイ技が繰り出されるのを生で観て、単純に驚いた。

どうしてもシロウトがわかりやすい派手な場面を追っかけて撮ってしまうんだが、A77IIがきちんと被写体を追っかけてピントを合わせてくれるのがわかったのが大きな収穫の一つ。

決勝が終わったあとの練習風景しか観られなかったのが少し残念なボルタリング。こちらもオリンピック代表を狙う選手が登場したらしい。

足をつかずに自転車を使ってクルクルと回りながら様々な技を繰り出す BMXフラットのUCI ワールドカップ決勝。こちらも有名選手が登場らしいが全くわからん。

この二人も何やらずっと喋ってたりしてたのが会場の大型スクリーンに映し出されてた。インターネット中継をしていたAbemaTVでも流れてたのかな。

会場の一角に人だかりがしているのを発見して、誰か芸能人でもやってきているのかなと近づいてみると、FISEのキャップをかぶった森喜朗元総理大臣がいた。森氏がなんやらインタビューされてるっぽく話をしており、それを地元高校の新聞部らしき学生がメモに必死で何かを書き付けてた。森氏が去ったあとにその学生らが引率の先生と話をしているのが聞こえてきたけど、名刺を渡そうとしたらやんわり断られたっぽい。周りを怪しげな(?)大人とSPに囲まれたなかでよく頑張ったね。

正直なんだかよくわからん部分もあったんだが、ワカモンが繰り広げるすごい技を眺めているだけでも面白かった。競技的には一番ハデなBMXフリースタイルが一番気に入ったわけで、ジュニアやアマチュアが繰り出す技でもスゴイと思ったのに、それ以上のハデハデな技が目白押しのオリンピック代表候補が登場したワールドカップ決勝を見逃したのは残念だった。また来年開催されるならば、ぜひ観てみたい(で、写真を撮ってみたい)

平成最後の桜なんですよ

今回もさくら

テレビなどで盛んに「平成最後のナンチャラ」という惹句が垂れ流されているんだが、まあ確かに元号が変わると多少は気分も変わらんでもないものの、毎年大晦日の紅白を見終わり、ゆく年くる年の途中で家族が顔を見合わせ「あけましておめでとう」などと言いつつも、特別変わったわけではない日常を生きているのと同じで、まあ何も変わらない毎日が続くのでしょう。それが悪いこととか残念とか寂しいとか言うつもりは毛頭なく、そういったいつもと変わらぬ日常こそがシアワセなのかもしれないな、などと考えたり考えなかったり。

4月に入り汗ばむような日もあったものの、ここ数日は肌寒い日々が続くもんで外を出歩いたりもせず、日々の雑事に感けております。そんな中、ちょっと気になったときに写真を撮ったりもするんだが、まあ季節柄やはりさくら中心になったりしますね。

先週の天気の良い日を見つけて行った山間部の温泉近くにある古い枝垂れ桜には、たくさんの人たちが訪れていました。

いいカメラ持ってるな、羨ましいぞ。

枝垂れ桜の近くを流れる川沿いにもさくらが咲き乱れておりました。

会社の行き帰りに路面電車の中から見えるさくらを見ようと、帰りに少し川沿いを歩く。犬の散歩してるひとや、原爆ドーム平和公園に近いこともあってか、外国人観光客っぽいひとも歩いている姿を見かけた。

今日あたりはすでに葉桜になっている木がほとんどだろう。このときにも、もうだいぶ散っていた。

さくらを撮ってる途中に撮った写真もついでに載せちゃおう。

高速道路はないけれど、ちょっと細田守版「時をかける少女」のシーンを思い出す夕日具合だったので撮ってみた。

今年は絶不調のカープの、かつての本拠地だった旧広島市民球場跡。そこに残されたライト側外野スタンドの一部を撮ってみた。今の成績のままだったら、観客の足も多少遠のくのではないか、かつてのように当日思いついて球場に行っても、外野には平気で入れるようになればいいな、とか思ったりする。でも、あまりに弱いのも困ったもんで、そこらヘンの塩梅が難しいね。

打てない打線に鉄人の力を与え給え。それにしても手向けられた白いバラがよく似合うな。シブいぞ。

来週、旧市民球場跡で開かれるイベント。天気が良ければ行って若い連中がスケボーだのバイクだのでクルクル回っている写真を撮ってみようかな、などと思っている。スマホアプリ登録すれば入場無料。その上顔認証の実証実験もやったるらしいので、とりあえず登録してみた。写真はスマホで撮影したので、撮り直そうと思ったけど出来なさそうで完全無修正。そんなわけでとりあえず無精髭を生やしたヘンなおっさんの写真が登録されてしまった。ひとには見せられんな。

家の裏にいるネコ親子(たぶん)。向かって右側のが母親っぽいんだが、彼女のお腹は少し大きいようで、もう少しすると小さなな兄弟姉妹がうちの庭あたりにコロコロしてるかもしれない。可愛いけど、うんこされるのがちょっと困るんだよな。

いじょうおしまい。

初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす

さくらは満開であります

元号「令和」が公布されテレビを中心にその話題で盛り上がっております。皇太子が即位されることはおめでたいことでありますが、新しい天皇が戴く「令和」という元号については、ちょっと騒ぎすではないいかと多少の違和感が残ります。が、元号自体はその響きなどから、良いものに決まったなと言うのが素直な感想です。

初めて和書から元号が採用されたとのことですが、題名に引用した元号のもととなった万葉集(ちなみに斎藤茂吉氏は「まんにょう」と発音してたことを、ご子息の作家 北杜夫氏がエッセイに書いてました。それはともかく)の文章は、どう見ても漢文の読み下し的な雰囲気満載もので、「日本だ日本だ、エライスゴイ」と単純に喜んでいる場合ではない気もしますが、それは今回の投稿とは関係ないこと。

今回も前回と同じく写真は桜であります。季節柄、仕方がありませんね。

たいていのチャンスのドアにはノブが無い、自分からは開けられない

 広島には浅野の殿様の庭だった「縮景園」という日本庭園があることは、これまでもこのブログで何回も書いてきていますし、そこで撮った桜だの紅葉だのの写真もアップしてますので、まあそういうところです。

その縮景園に今年も夜桜の写真を撮ろうと考えてましたが、ここのところいろいろと会社外で作業をしてたこともあってか、夜桜特別開園が4月4日までということをすっかり失念しておりました。その4月4日、久々に自分の席に座り昼休みに縮景園の桜の咲き加減をスマホでチェックしてたところ、夜桜特別開園が今日までということに気づいてのんびりと翌日の金曜日に行こうと思ってた自分としては「愕然」としたわけです。(おおげさ)

「今年は諦めるか…」などという弱気が心を過ったりもしたものの、この先はたして何回桜が見られるかもわからないようなジジイにとっては貴重なチャンスをみすみす逃すことは避けるべきだとおもい、「えい、ままよ、ダメ元でスマホじゃ。スマホ写真がへぼへぼでダメダメでも見るだけとしても行くべき!」と、街が少しばかり暗くなり始めた頃を見計らって、白島線に乗り縮景園へ向かったのあります。目の前にあるチャンスにはとりあえずチャレンジしてみるべきでしょう。

だれかが開けてくれたときに、

迷わず飛び込んでいけるかどうか、

そこで力を出せるかどうか。

ちはやふる23巻の第百二十一首より 

(オレがこの言葉を知ったのは、映画「ちやはふる 結句」でした)

iPhone8で撮った写真もなかなかの出来

当日は夜桜特別開園の最終日とあって入場券売り場の前には列ができており、「最後尾」と書いてある看板を持った係の人も繰り出していたくらい混雑していました。そんな混雑した列を案内整理しているひとが、オレの前に並んでた二人連れの御婦人方に向かい「もし65歳以上でいらっしゃったら、証明書を提示されれば入場無料です」と丁寧に説明してた。何たる親切な対応。もっとも説明された御婦人方、お一方はその対象になるらしいけど「どうしようかなー」的な反応で、女性はいくつになっても年齢を若くしておきたいという気持ちがひしひしと伝わってきているような気がしましたね。

で、写真です。縮景園の中は多くにひとで賑わい、園内のベンチでお弁当を広げているひとなどもあり、それぞれで桜を楽しまれておりました。

桜にiPhoneを向けてたら、たまたま着物を着た女性が桜を背景に写真を撮っている姿が目に入ったので、その人を少し映し込むように撮ってみたら、なんだかモデル撮影っぽい写真になったというわけです。でもメインは(残念ながら)着物女性ではなくて桜。

広電白島線の「縮景園前」電停を降りて広島県立美術館の前を通るとき、ガラス越し見えた桜がなかなか綺麗だと思ってました。なので帰りにもちょっと気にしていると、目に前で年配のご夫婦がロビー入って行かれました。すでに美術館自体は閉館してたけど、ロビーには自由に入れるようです。年配ご夫婦に少し遅れて入って見ると、想像通りそのガラス越しに見るライトアップされた桜は見事なものでした。(上の写真の奥にある建物が広島県立美術館

今回カメラを持ってくるのを忘れた関係で、撮影はiPhone8のバックカメラです。撮影にはiPhoneのカメラアプリではなくAdobe Lightroom CC mobileを使ってRAWで撮影した後に、自宅でLightroom CCを使い現像したものです。元データはもっと白飛びしているとかノイズが出まくりじゃないかと思っていたものの、HDRとRAWの威力がてきめんで思ったよりもきれいに撮れてて驚きました。ただしApple自慢のA11 bionic SoCでも画像データファイルはその分大きいことから処理にはそれなりに時間がかかっていたこと、クラウド連携をモバイル可としていると写真データアップロードのためにそれなりのパケットを使用してしまうだろうことなど注意が必要です。また画像ファイルサイズが大きいために、Lightroom CC mobileをバックアップ対象にしていたために、iPhoneが「iCloudにバックアップ出来ないよー」という悲鳴をあげてきましたので、そこらあたりの管理には注意が必要であります。(100枚で2.5GBくらいでした)

翌日は平和公園などへも行ってみる

通勤途中に目に入った平和公園の桜が満開で、会社からそれほど遠くないこともあってその日の退社後に行ってみました。多くの花見客と外国人観光客で大賑わい。週の頭の寒さから変わって暖かくなってきたので花は満開だし寒くはないしで、皆さん楽しそうでしたね。

 平和公園を後にして帰ろうと思ったけれど、まだ時間が少し早かったからこちらも毎年写真を撮ったりしている広島駅近くの猿猴橋まで行ってみました。

 こちらもレトロな橋の雰囲気と桜がいい感じでした。 

現場からは以上です。

「ねがはくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」

ちはやふる 結び」をみてちょっと感動してしまいました

「上の句」「下の句」ともに広瀬すずちゃんを始めとした登場人物がみな魅力的で、もう今のオレにはない瑞々しい若さが爆発しながらも、その裏にチラリと見える彼ら彼女らの葛藤が、おっさんの胸にも届いたもんですが、それを越えて素晴らしかったのが「結び」でした。

感情の動きをちょっとした仕草や表情で表現する演出は、昨今のすべての気持ちをセリフで説明してしまう日本映画に辟易していたので、よけいに良い映画だと思った理由かもしれませんね。

 

ちはやふる-結び- (レンタル版)
 

 

そんなもんでタイトルは西行法師の有名な和歌にしてみました。残念ながら百人一首には含まれていませんがね。

そんなわけで今回は桜です。ぼちぼち満開になった地域もあるようだけど、オレが住んでるあたりではまだ三分咲きくらいで満開は来週中盤くらいかな?という印象でした。

ではちょっと肌寒い中で撮った桜の写真であります。花曇りだったので少しぼんやりした写真ばかりですが、どうぞ。

このときだけパァーッと陽が差してきた。

桜並木が続く土手を歩いていたら、近くの家でお母さんと思われるひとがランドセルを背負った女の子の写真を撮ってた。お姉ちゃんらしき子もその姿を見ている。今年一年生になるんだろうな。オレも一年生になるときに同じように親に写真を撮ってもらった記憶があるぞ。もう50年近く前になるのかな。いいね、一年生。おめでとう。

もう一つ、近所で有名な古くて大きい枝垂れ桜。ソメイヨシノよりも早めに満開になるので、すでに半分くらい散っていたけど、でかいこともあり見事な桜でありますね。

 

以下は昨年以前のさくら。

tonytani37.hatenablog.com

今年もまた縮景園の夜桜を見にゆく予定。

tonytani37.hatenablog.com

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