深夜特急 の・ようなもの その5
なくようぐいす へいじょうきょう
奈良の都といえば平城京。数年前に「せんとくん」で有名になった遷都1300年を記念して建てられた朱雀門と大極殿を見にゆきましたよ。
(中見出しがちょっと違う気もするが、まあいいか。それっぽいし)
他の土地では忘れかけられてると思われる「せんとくん」も奈良では現役。元気だぞ。
まずは駅から遠い
今回、奈良で止まったホテルが近鉄新大宮駅の近くで、地図を見る限り平城京跡が近そうだったんだが、行き方をチェックするともういっこ隣の大和西大寺駅のほうが近いらしい。とは言うものの、大和西大寺駅からも歩いて15〜20分くらいらしい。バスもあるっぽいんだが、時間調整がめんどくさいので歩くことにして行ってみた。
朱雀門発見
ただっぴろーいところに、ポツンと立ってる印象の朱雀門。
現場が広いから遠くから見ると小さく感じるんだが、実際にそばに立ってみるとデカイ。新しいからきれい。
flic.kr ドドーン!!(北斗の拳風に)。左下階段横にいる警備員の人と比べると、門の大きさがわかるでしょう。門の先には大極殿が見える。(見えるように撮ったんだけどな)
平日午前の早い時刻だったので、地元の人が散歩したりしてるだけ。駐車場もガラガラ。警備員のおっちゃんとここらへんのことを解説するボランティアのヒトたちが暇そうにしてた。
踏切を渡る
平城京跡の中を突っ切って近鉄線が走っているのは有名な話なんだが、朱雀門から大極殿に行こうとするとその線路を横切らねばならない。踏切の名は「朱雀門踏切」で、ここにも警備員のおっちゃんがいて、安全対策は万全だ。
踏切を渡った先にあるところから大極殿を望む。昔、ここが栄えた都であり、沢山の人たちが歩きまわってたんだろうけど、今それを想像するのは正直難しい。敷地の周りには塀がぐるりと囲んである。
大極殿の中には、天皇が即位の礼などで乗られる輿などが展示されていた。天井には華が描かれ、壁の四方にはそれぞれの方角にを司る四神が描かれていた。さすが平城京。
flic.kr 東が青龍(犬に見えるが龍であらう)
flic.kr 西は白虎
flic.kr 南は朱雀(この方角のずっと先に朱雀門がある)
flic.kr 北は玄武
flic.kr とてもリッパな輿であることよ。
とても素晴らしい建物なのだが、訪れる人があまりいない。休日ならばもっとたくさんの観光客も来るんだろうが、平日午前中はこんなもんか。しかしながら、複数の警備員とボランティア説明員が待機し、サポートは万全。この日は地元の歴史好きオヤジらしき一団がいて、ボランティアの人たちと何やら語り合ってたりした。
flic.kr 天井にも花(?)が描かれている。芸が細かい。
flic.kr 天井
「深夜特急 の・ようなものも」もダラダラと続いて、読んでる方はそろそろ飽きてきただろうが、まだまだ続くぞ。コロロしてかかられよ。
次回へ。