極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

広島の夏は とうかさん から (報告が一週間遅れ)

とうかさん って昔は6月の8,9,10日に行われてました

6月の梅雨入り前の微妙な時期、毎年開かれるのが浴衣の着初めのお祭り「とうかさん」です。最近は6月の第一金曜日から日曜日にかけて行われます。ごく最近は「ゆかたできん祭」(読みと発音は”ゆかた で きんさい"。広島弁で、”浴衣で来てね”と言うようなニュアンス)という名前になったようです。本来は日蓮宗 福昌山 慈善院 圓隆寺の中にある稲荷大明神のお祭りなので「稲荷」を「とうか」と読んでるっぽい。

とうかさんといえば、だいたい中学生が大挙として乗り込んできて、昔はヤンキー系の集団が中学ごとにジャンパーだかトッコー服だかの揃いの衣装で繰出してきて、ほかの集団と一触即発な雰囲気を醸し出したり(一時期、珍走団が集団で旗立てて練り歩いたりもしていたが、全国ニュースにもなったえびす講の警察対珍走団の大騒ぎの後に締め付けが厳しくなっていつの間にか消えた)、普段の制服姿とは違う私服で妙に可愛っぽく感じる同じクラスの女子を見かけたり、男女のグループが微妙な感じでじゃれ合ったりするのが定番だったりします。ちびっこならば夜店が楽しみだろうし、若いカップルならば二人して浴衣を着てそぞろ歩いたりするだけでも楽しかったりするんだが、おっさんは別に楽しくない(こともない)。ただただ、あと何回このまつりが見られるんだろうなどという気持ちが切実で、カメラを抱えて写真を撮ったりするのです(寂しいぞ)。

 

厄除けうちわは毎年デザインは同じの超定番商品

警察が警ら中。暴れたらタイホするで。

最後まで食べられない、りんご飴。でもちびっこは食べたくて堪らない

安芸ひろしま武将隊の面々がファンと記念写真。掛け声は「はい、もーり」

おっさん、がんばれ。おれも、がんばる。