「帰ってきたやっさだるマン」(ウルトラマン風のタイトルに)
「撮影に使用した「α7とSEL2870」はαアンバサダープログラムのモニター企画でお借りしたものです。」
瀬戸内三原 築城450年事業なのだ
三原市 神明市編もすでに第三回目となりました。
神明市で賑わう三原市は来年、あの三本の矢でお馴染みの毛利元就公の息子の一人である小早川隆景公がこの地に築城されて450年目に当たるというらしい。で、その景気づけに今年から「瀬戸内三原 築城450年事業」と銘打って様々な企画をぶちかますそうで、今回は神明市の初日に合わせてJR三原駅(新幹線も止まるぞ。”こだま”だけだけどな)前の「浮城広場」(三原城の別名にちなんで名付けられた)でオープニングイベントが開かれたわけですね。
自衛隊の楽団が音合せしているのを聞きながら何が行われるんだろうとくす玉がぶら下げてある辺りで待っていると、突然甲冑姿のおっさんが四人登場してきた。
おっさんたちは三原市市長やら地元商工会、観光協会のエライひとらしい。
その他、いかにもエラそうなヒトたちがずらりと居並んで、いよいよイベント開始です。まずは自衛隊吹奏楽団の演奏で、演目は「名探偵コナン」と「ルパン三世」のテーマと、お子様向けですが、浮城広場を埋める観客から盛大な拍手をウケておりましたね。さて、その後の皆様の長くアリガタイ話がおわったところで、ついにくす玉割りですね。
くす玉割りが来るぞくるぞと思ってたら、いきなりカメラを抱えたおばちゃんが足元から潜り込んできて最前列に割り込みを敢行。後ろの仲間っぽいおばちゃんが「これだからおばさんは図々しいッて言われるのよね」なんて喋ってる。わかってるんならヤメロや。しかし、最前列でいちおう気を利かせてずっとしゃがんてたから許すわ。
やっさ踊りなのだ
くす玉割が終わると、次は地元の祭で踊られる「やっさ踊り」の一団がお賑やかに会場狭しと踊りまくられました。
flic.kr 踊りは徳島の阿波おどりっぽいがちょっと違う。お囃子が賑やかで、途中どっかのおばさんがノリノリで乱入してましたが、だれも止めてませんでした。
flic.kr おじさんの笑顔がとても良いよ。
そして、だるま行列なのだ
その後は、地元小学生と幼稚園生による「だるま行列」
その「だるま行列」とは、コイツは60年近く途絶えていたものなんだが、昨年 地元の小学校の協力を得て復活させたとのこと。詳しくは下のリンクで確認すべし。
flic.kr それぞれが自分で顔を書いただるまのかぶりものを被って、太鼓とカネに合わせて行列するさまは、暗いところで見たらまるで水木しげるの作品に出てきそうでコワイかも。
ビデオもあるよ。(編集はとりあえず、だよ)
地元の小学生なもんで、会場はご父兄の皆様方の熱気が渦巻いて身動きも難しい状況となり、そこここでカメラやビデオをもったヒトたちがウロウロしておりました。
後ろのほうで「子どもたちが見えないので、前の人はしゃがんでもらえませんか」などという声が聞こえてきたので無関係者で写真もそこそこ撮ったオレサマは早々に群集から脱出し、次にだるま行列が通るお祭り会場へと急いだのでありました。(段取りいいぞ、オレ)
flic.kr 地元TV局のカメラを始め、カメラを抱えた沢山のヒトたちが駅前広場を埋め尽くす(ちょっと大げさか)
「だるま行列」スタート
さて、行列は祭り会場はメインストリートへと移動します。駅前でのセレモニーの雑踏をいち早く抜け出しとりあえず確保した場所は、実はだるま行列の出発点。隣にTV局のカメラクルーのでっちが三脚抱えていたり、カメラオヤジがさり気なく集まってたので「何かあるな」とは思ったけど、そこがスタート地点とはしらなんだわ。ナイス勘、オレ。
flic.kr だるま行列の先頭はこのお二人。
太鼓と鉦に合わせて、テキ屋が立ち並ぶ祭りのメインストリートを練り歩くだるまの集団と、それに付き添って歩く関係者で、ただでさえ混んでる道が一層混雑しつつも、だるま行列はしずしずと進んで行きました。
まあ、そんなわけで「だるま行列」を見終えたオレは祭り会場をあとにしたんだが、そういえば今回もやっさだるマンが登場してない。一度も登場してないのに「帰ってきた」もあるまいに。
しかし、安心してください、わざとですよ。
ということで、次回はいよいよ最終回(の予定)
乞うご期待。