厳島神社の行事は神様のために行われるので、にんげんが待たされるのはしょうがない
菊花祭を見に行った
10月15日の土曜日は厳島神社の菊花祭で舞楽が奉納されるというので見にゆきましたよ。
七五三のお参りやら修学旅行生やら外国人観光客やらで大変賑わってました。
同じ日に宮島では氏神祭が行われてた。神輿も繰り出したらしいんだが、声だけ聞こえてきたものの出会えず残念。
菊花祭自体は夕方5時から開始されるんだが、宮島の行事ではおなじみの神様のための行事だから、まずは厳島神社回廊に入ってすぐ左側にある客人神社で雅楽にのって祝詞が挙げられたり、神様に何やらいろんなお供え物を持っていったり持って勝ったりすることから始まる。その後神官らが足並みをそろえて行列しながら本殿へ移動し、また同じ手順を繰り返す。それで約1時間くらいかかるのですね。だから舞楽が行われるのは6時半くらいから。
舞楽が行われる高舞台の本殿側には午後4時くらいから何脚かの長椅子が持ち出されたんだが、人の頭がじゃまにならない写真を取ろうと決心したおれはずっと立ちっぱなし。時々カープのCSをチェックしたり、勝ったのを確認して静かによろこんだりしながらだったんだが、やっぱりだいぶくたびれた。
周りが暗くなって舞台四隅に立てられたろうそくに火が付けられていよいよ舞楽奉納。
暗くなるのは分かってたんだが、たぶん照明があるんだろうと思ってたら、ロウソクのみ。本殿内を照らす明かりがあたっていて肉眼では問題ないものの、写真を撮るにはとても暗い。
オートフォーカスではピントが合いづらいので気合のマニュアルフォーカス。手持ちの最速レンズを投入したんだが、それでもなかなかシャッタースピードが稼げないのでISO値をあげて対抗する。でもなかなか上手く撮れませんね。暗い中の写真撮影はムツカシイですわ。
桃花祭の能奉納は昼間だから、写真撮影にはソッチのほうがよいなぁ。
同じ舞楽奉納は天長祭にも行われるんだが、そっちも昼間だから写真を撮るにはヨイよなぁ。見直すと今回よりもイイカンジに撮れてるもんなぁ。人が少なくて場所移動が自由自在だったし。
中四国学生アメリカンフットボールリーグ2016決勝トーナメント 広島大学対愛媛大と島根大学対山口大
番狂わせもありそうだった展開
2016/10/08 広島広域公園第二球技場で行われた決勝トーナメント1回戦を見にゆきました。
第一試合 広島大14-14愛媛大
結果引き分けになった試合なんだが、なかなか均衡状態が崩れず、一進一退の展開だったのが、4Qに大きく動き始めた。1Qにインターセプトから得点しリードしていた愛媛大に対して、4Qに先発QBが交代すると徐々に攻撃が進み馴染めた広島大はパスで同点に追いつく。直後のキックオフで愛媛大はそのままリターンTDを上げ再び広島大を突き放す。この時点で試合残り時間は1:05。今日の試合展開であれば、このまま愛媛大ディフェンスが広島大の攻撃を凌ぎ勝利をおさめるだろうと思ったら、広島大は残り6秒で同点に追いつき、結局引き分けとなりました。この結果を受けて優勝決定戦へは規定により、リーグ戦の直接対決で勝利した広島大が 出場を決めました。
▼インターセプトからのリターンTDで先制した愛媛大
▼同点のTDを喜ぶ広島大選手(この選手がTDを上げたわけじゃないけど)
▼その直後のキックオフでリターンTDを上げ、再びのリードに喜ぶ愛媛大
▼ベンチでは同点TD後のキックオフで、再びリターンTDを願う愛媛大マネージャ
第2試合 島根大学41−7山口大学
試合開始早々に島根大のオプションピッチミスからのファンブルをリカバーして、ゴール前からの攻撃権を得た山口大が先制のTDを上げる。一瞬で固まる島根大ベンチと喜びに湧く山口大ベンチの差が面白かった。
▼ギリギリのパスキャッチでTDを決める島根大
▼4Q残り1分半くらいで攻撃権を得た山口大だったが、41−7と逆転可能な得点差ではなく、ニーダウンを選択
試合終了までのこり1分半程度で得た攻撃権を山口大はニーダウンで消費してた。怪我人も何人か出てたので、三位決定戦に向けてムダな怪我などをしないための作戦だったのかな?と勝手に解釈しております。
さて次回はいよいよ優勝決定戦。今年度調子がいまひとつであるものの昨年度優勝校の広島大の連覇となるか、島根大の初優勝となるか楽しみです。今回の試合を見る限りは若干島根大有利かな?
広島城は別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれてるんだぜ、知ってた?
広島城は鯉の城
涼しいかと思って長袖シャツを着ていったら、すごく暑くて汗だくだったわ。
▼これはGWに近くを通ったときに撮ったやつ
▼神社にあった鯉型おみくじ(英語版があって、そこにはWritten Oracleと説明書きがあった)
▼神社に行けばとりあえず絵馬を撮る。広島護国神社は広島城の別名鯉城にならってか、鯉の絵が描かれている
▼広島城内にある自由にサムライコスプレができる場所で写真を頼まれ、必死に撮る親切なオジサン
▼天守閣最上階展望台にあった記念グッズのガチャガチャのメーカーは「ビーバー」という名前らしい。なので商品を取り出す蓋にはビーバーの浮き彫り
▼お堀端、中国放送の近くには地元が産んだ「所得倍増計画」でおなじみの池田勇人が小粋なポーズをとっているどでかい銅像がある。「いけだはやと」といっても高知のトマトブロガー「イケハヤ師」じゃないぞ
広島は街中でカープ優勝を祝っている
広島東洋カープ セ・リーグ優勝記念 ちょうちん行列 だ。
何かメデタイことがあればとりあえずちょうちん行列
もともとは戦勝記念などでやられてたちょうちん行列らしいんだが、いまではなにかメデタイことがあれば行われるし、祭りのイベントとしても行われたりするな。
で、日本プロ野球セ・リーグの2016年シーズンは見事広島東洋カープが優勝したわけで、優勝のお祝いに加えてこれから望むクライマックスシリーズの勝利や日本一になることを願って商店街が主催して広島市のメイン商店街を大勢の人々が練り歩いたわけです。カープが初優勝をした1975年にも行われたらしいんだが、それ以来ということだし、会社帰りにとにかく観に行ってみたというわけです。
▼商店街の古老と思われる面々が前回のちょうちん行列のことなのか、何やら語り合ってた様子。
▼早くから脚立持ち込みで場所取りをしている昔のカープユニを着込んだカメラマン氏。背番号の082は広島市内の電話市外局番。
出発点方面からトランペットの音とともに応援する人たちの声が聞こえてきた。カメラマンも走ってきたのでそろそろ行列がやってくるぞ。
行列の先頭はカープOBで往年の名投手がずらり。
左から山内、北別府(顔が半分隠れとる)、安仁屋、池谷、大野。
それぞれTSS(フジ)、HOME(テレ朝)、RCC(TBS)、HTV(日テレ)、NHK(NHK)の解説者で、全テレビ局を網羅している主催者側の気の使いっぷり。
突然の乱入者
いきなりみんながスマホやビデオ、カメラを高く掲げて何かを撮り始めたと思ったら、周りから「ジョンソンが歩いてる」というつぶやきがぱぁーっと広がってきたので、目を凝らしてみると、商店街アーケードの向こう側をジョンソン投手がファンとハイタッチをしながら歩いてた。突然のジョンソン投手乱入で、その場のテンションが一気に上がったかんじ。
女子アナ目撃情報
▼RCCの河村綾奈アナウンサーを見つけた。
▼広島テレビの野口七海アナウンサーは中継レポート中。
▼隣りにはテレビカメラを担いだクルーがいるし、彼女はアナウンサーっぽいぞ。とりあえず写真撮っとくか。
となりにいた女性はアナウンサーっぽいぞと思ってたら、いきなり中継の準備が始まって、よく見ると広島ホームテレビの大重麻衣アナウンサーだった。彼女の密かなファンのオレサマとしてはすごくウレシイぞ、楽しいぞ。とりあえず写真を何枚も撮っとく。
▼中継直前にも関わらず、カメラを向けられたらポーズをとる。優しいぞ、愛想がいいぞ、感じいいぞ。
中継開始前にディレクターらしき女性スタッフから「行列についていきながら”今夜の広島は真っ赤に染まってます”的な内容でレポートして下さい。」などと指示を受けてたぞ。
▼中継開始。ただしちょうど行列が途切れたとき。タイミング悪し。
行列風景いろいろ
▼行列参加者がテレビカメラの前ではみんなでその局名を連呼して、わけが分からず盛り上がってた。
アマチュアだかプロだかよくわからんけれど、大勢のカメラマンが出没してて、盛んに写真を撮ってたよ、ってオレもそのひとりだ。
▼ちょうちん行列に参加したおばさまがたにインタビューする共同通信社の記者。
▼行列終点近くのコンビニ前で記念写真を撮る参加者グループらしき一団。
▼行列コース途中にあるお店にも参加者が店員と親しげに談笑中。
▼突然の赤いTシャツ軍団の出現に、おそらく状況が全く分かってないと思われる外国人観光客のひとたち。
▼現場が混乱しないように警備員の他にも広島県警の猛者が巡回しつつニラミを利かす。
▼カープのビジターユニフォームはおばちゃんが着ても違和感なくカワイイ。
カープが日本一になったらどうなるのか。日本シリーズ終了後にパレードが予定されているけど、ものすごいことになる予感。
「萩」といっても「萩の月」じゃないぞ。宮城県じゃなくて山口県だぞ。
明治維新が好きな人には超オススメな街 萩
山口といえば明治維新関連の有名人が目白押しなんだが、中でも萩のそれはスゴイ。
先週、その萩へちょっくら行ってきたついでに写真を撮ってきましたよ。
まずは松陰先生で有名な松下村塾から
数年前に行ったときにはなかった松陰先生が幽閉されていた建物が、松下村塾のとなりに建ってた。建物は松下村塾よりもよっぽどリッパだった。
▼吉田松陰幽閉の旧宅と書いてあるからそうなんだろう。リッパな建物でした。
▼建物全体はリッパなんだが、肝心の松陰先生が幽閉されていた部屋は狭すぎ。
▼その奥には松陰神社。松陰先生も日本の夜明けは夢見ていただろうが、自分が神様として祀られるとは思ってなかったに違いない。
▼とても小さく、正直貧相に見える建物が松下村塾。ここから明治の元勲が沢山輩出されたとは何度来てみても信じがたい。
▼松下村塾で教えを受けた初代総理大臣の伊藤博文公。銅像の全体バランスがキューピー人形っぽくてカワイイ。
▼萩市内は自転車で走り回ったんだが、その途中で立ち寄ったオサレカフェ。庭から吹き込む風が心地よかった。
▼萩の城下町にある「菊田家住宅」素晴らしい邸宅なんだが、入場料600円は少し高い気がした。
▼城下町にある高杉晋作の生家には、写真が飾ってあった。ドラマや映画のようなイケメンではないな。入場料100円。
▼着物を来た歴史好きの大学生っぽいワカモンの男女が入ってきたのでとりあえず撮る。
▼久坂玄瑞生誕の地
▼天守閣はないけど、毛利家が祀られた神社がある
▼松下村塾や萩城下町と合わせて世界遺産に指定された萩反射炉。江戸から明治頃には全国にいくつも建てられたらしいが、現在まで残っているのは静岡県の韮崎とここだけらしい。
▼丘の下のセブンイレブン駐車場から反射炉を撮ったら、なんだかジブリ美術館の屋上にいるラピュタのロボットみたく見えた。
今回、萩市内巡りはOLYMPUSのE-M5を持ってレンタサイクル(ママチャリ)でまわったんだが、少し前に買ったニンジャストラップがとても役に立った。ふつうのカメラストラップを首からぶら下げていると、自転車で走るときにはブラブラするし、たすき掛けにしているとサッとファインダーをのぞいて撮るなんて芸当は難しかったと思うんだが、さすがニンジャストラップ、自転車に乗ってるときもブラブラせず、見かけたものを撮るにも手間がかからずで、買ってよかったね。
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現場からは以上です。
中四国学生アメリカンフットボールリーグ2016第3節 愛媛大学対山口大と広島大対島根大学
中四国学生アメリカンフットボールリーグ戦を見にゆきましたよ。
第一試合は愛媛大ボンバーズと山口大ギャンブラーズの対戦。
結果は16-0で愛媛大ボンバーズが勝利をおさめました。
第2試合は前年度優勝チームの広島大と有力対抗チームの島根大の対戦です。
今年の優勝チームを占うゲーム。結果は2ー13で島根大が勝利をおさめました。
一試合目の終わり頃から雨が振り始めて、屋根があるところへ退避して写真を撮ってました。プロの人は完全雨対策仕様でしたが、素人は折り畳み傘をさして、屋根の下に退避するのでありますよ。
落ちない奇岩(祈願)重なり岩
落ちないことへの験担ぎ
うちから車で1時間くらい走ったところに、危ういバランスを保って乗っている大きな岩があり、そこに神社が祀ってある。なにやら厳島神社に絡むイワクインネンコジライレキがあると神社横の看板に書いてあった。それはともかく、危ういバランスで落ちない岩だから珍しいものということで「奇岩」と呼び、「落ちない」状態を「試験の落ちない=合格」とこじ付けの験担ぎで、合格祈願の絵馬が奉納されてたりと色々ある岩ですよ。スピードをだして走ってると見落としてしまうようなところにあるので、一応デカイ看板やら人形やらが置いてあるけど、行きたい人は注意してゆくべし。カーナビに頼ってもわからんかもしれん。すくなくともGoogleMapでは「帯掛け明神 重なり岩」と出てきたよ。
地図はこちら Google マップ
▼社のすぐ後ろに危ういバランスの石がある。
▼このあたりでは、そこここにこういった人形(カカシ?)が飾られている。赤ヘル坊主が親切に岩の在り処を教えてくれてる。
▼道路横の看板。写真右方向が山陰側で左方向が山陽側。山陽側からだと看板がちょっと見づらいので注意が必要。