前の方に座っているジーさんは後ろの人が迷惑するから矢鱈と立ち上がらないように(厳島神社天長祭 舞楽奉奏)
今年はいい天気
昨年につづいて今年も行ってみました、厳島神社天長祭 舞楽奉奏。
昨年はちょっと早く行き過ぎてやたらと待つハメになったので、今年はおっとり刀が出かけつけた。昨年は小雨模様だったためかほとんど人がいなかったんだが、今年は天気もよく暖かかったためか菊花祭と同じくらいの人出で多少出遅れ感もあったんだが、なんとかオッサンの隙間を見つけてじっと待つこと約一時間。
いよいよ雅楽が奏でられ舞が始まると周りのおっさんたちが一斉にカメラを構えて写真を撮りまくる。オレもそれに混じって撮りまくる。右側のオッサンははじめiPhoneで動画を撮ってたんだが(iPhoneを構えている左肘がジャマでしょうがない)、それが終わるとおもむろにカメラを取り出し、それにはニコン大三元のニッコール70-200mmが燦然と輝いていた。(この距離でそれはちょっと大きすぎるんじゃないか、とおもいつつ)一方の左隣はと見ると、脚立の上に上がったにーちゃんが白レンズで軽快な連射音を響かしておる。(こちらは24ー70mm位のを付けたヤツの二台持ち)
まあそんなことなどは気にせずにオレはオレの道を行くぜ、「がんばれ、”タムロン28-75mm F2.8”ちゃんよ)と思っているオレのとなりでは派手なシャッター音を響かせてスマホで写真を撮ってるおばちゃんがいる。まあ人それぞれであるわけだ。
途中、陽が差したり曇ったり、ジーさんが立ったり座ったり、前の人の腕やジャンパーがジャマだったりと、写真を撮るのもなかなかに難しい。
▼「コレがメインイベントですな」などとオッサン同士の会話が聞こえてきた「陵王」
▼大聖院からの帰り道で見つけた人形舞楽が始まって演者が高舞台に上がると前の方のジーさんがいきなり立ち上がって写真を撮り始めた。「迷惑だよな」と思ってたら、他のジーさんも当然そう思ったらしく、とあるジーさんが(そこらじゅうジーさんだらけ)「そこの人、立たないで」と注意したんだが一向に聞いている様子がなし。ずっと立ちっぱなしではないんだが、いいところで立ち上がる迷惑ジーさん。で、注意したジーさんがもう少しでキレそうになるなど一触即発な事態に陥りそうではあったものの、なんとか穏便に終わった今回なんだが、あの迷惑ジーさんってオレが同じく厳島神社で行われた能舞台を観に行ったときに、同じように前の方に座ってて演目が始まるといきなり立ち上がったもんで「メーワクだから座ってくれ」と文句を言ったジーさんと同じっぽい気がする。どこにでもいる迷惑なジーさんなんだが、あれから一向に反省した気配がない。誠に残念なことであるな。