毎日寒いけど、もうすぐひな祭り
たけはら 雛めぐり
瀬戸内海沿い、広島県の真ん中あたりに「竹原」という街がある。多少寂れ気味のありふれた地方都市なんだが、街のど真ん中に町並み保存地区が有る。小雪が舞う寒い中、そこへ行ってみたら古い町並みのなかに様々な雛人形が飾られてた。訪れた観光客たちは、その家々を巡って飾られた雛人形を見る。だから雛めぐり。
リンク先に雛人形の写真もあるので、オレた撮ったやつを載せなくてもよいかと思うんだが、まあこのブログはオレが勝手に撮った写真を見せびらかすのが目的だから、そういうわけにもいかんのですね。
「竹原」といえば何年か前にNHK朝ドラになったニッカウヰスキーの創業者が生まれ育った場所です。なので記念館的なものも有る。
▼竹鶴政孝とリタ夫妻像。たくさんの人が記念写真を撮ってた。
竹原が舞台のアニメ「たまゆら」というのがあって、そのアニメの舞台となった実際の建物もたくさんある。(アニメ自体はHuluだかで第一話の途中まで見たけれど、あまりの萌え萌え感に見るのをやめた) で、この「クソ古い」ではなく「味のある」建物「日の丸寫眞館」もその舞台の一つ。(第一話に出てきてた)実際に写真館としての営業はやってなさっぽい。
▼「たまゆら」のポスターに描かれた階段。写真左側は白壁の建物だったけど、今は取り壊されてる。新たに何が建つのかな?
竹原は「安芸の小京都」と呼ばれているらしい。全国にどんだけ小京都あるわけ?と思ったりするけれど、かつて栄えた古い町並みはみな「小京都」と呼ばれるんだろう。
▼日本三大怨霊のひとり「菅原道真公」目の前に硯がおいてあり、手には筆と紙。今から和歌でもサラリと詠みそう。頭良さそうなお顔立ち。
「東風吹かば 思い起こせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」
▼ちょっとしたお店のなかにたくさんの雛人形が飾ってあり、この店では津軽三味線っぽいのを弾いている人たちがいた。
▼森川家という古い家の広い座敷に飾られた大量の雛人形は一見の価値あり。夜に見ると多分コワイ。
▼車を止めてた道の駅の即売場で見つけた去年8月4日の読売新聞。巨人は抑えの西村が打たれて連勝ストップ。カープはタイガースと引き分けだったらしい。この日、カープは阪神に10ゲーム差で首位を独走中。