ちょっと早めの夏休み
夏休みが終わります
コロナ禍の密を避けるために夏休み期間をずらしたのかなと思いつつ、これってもう今年度が始まる前には決まってたことだからそういう意図も特にはなかったのではとも思えるが、まあ今年の我が社が所属するグループ全体は8/1〜10が夏休みでありました。
ということで「三密は避けろ」「移動は自重しろ」「GOTOトラベルなんてけしからん」と言われるなか、近所をうろちょろしましたわ。
厳島神社
春には宗像三女神に参拝したけど、同じ神様が祀られているおなじみの厳島神社へご挨拶へ伺いました(勝手に参拝しただけだけど)
参拝したのは平日だったし、コロナ禍もあって普段と比べて観光客が少ない。
毎年行われる管絃祭も今年は神事のみ。昨年は台風で中止になったりと神様もお寂しいことでありますな。
大聖院の五百羅漢さんたちは三密。暑いのに毛糸の帽子。コロナに気をつけてね。
工事中だった宮島口桟橋が新しくきれいになっとりました。
平和公園
今年の原爆の日はコロナ感染防止の為、式典参加者は限定され灯篭流しも中止になりました。
リニューアルされた原爆資料館(広島平和祈念資料館)に行ってみた。
むかしはそれほど展示されていなかった遺体の写真が増えていたりと全体の印象は春に行った長崎の資料館と同じイメージになってた。
今回のリニューアルで印象的だったのが、展示されているものの持ち主の方々が具体的になっていたことで、それぞれの個人名、年齢に加えて、ご家族のお話などが反映されており、それぞれの人生がはっきりすることで彼ら彼女らが身近に感じられて、こちらに迫ってくるものはハンパない。
大学時代にアルバイト先のおっちゃんが「ワシは幽霊は信じない。原爆直後に死体を河原に積み上げて焼いたが、あれはただのモノだった。あれを見たら幽霊なんて信じられない」と話してくれたことがある。とてつもなく強烈な体験から語られる言葉の印象は強く、今でも時々その言葉を思い出す。
原爆記念館を立ち上げることに尽力された方が、爆心地を知るために広島市内中の墓石のズレた方向を調査して、精密な爆心地を推定したという話は感動した。地道な調査をした意志の強さには感服いたします。
今の広島を始めとする日本の繁栄ぶりを見ると、なんとすごいことだなぁと思う。オレ自身も生まれたのは原爆投下から十数年後で(いまから十数年前っていったら、もう21世紀だよ。そんなずっと昔じゃなく地続きな感覚)、そんな時期に開催したオリンピックは当時の日本人にとって今の日本人とは全く違う意味があったことは容易に想像できる。
知り合いに原爆の被害を受けた人もいるし、これはやはりいつまでも語り続けなければならんことだと思いますわ。