輻射熱は思うよりものすごいので気をつけろ
厳島大仏不動明王大祭 火渡り神事
天気も良かったから宮島にある大願寺で行われた火渡り神事を見にゆきましたよ。
厳島神社の行事と違って、開始予定の13:00にきっちり始まる。観光客に優しいぞ、大願寺。
火をつける前はこんな感じ。結界の境にいる観客までは2メートルくらい。
外国人観光客も物珍しげに見てる。
清めのため、鉞、刀、弓矢とそれぞれで祝詞(?)を唱えた後にお祓いの所作をする。
ご住職がなにやら難しげなことを話される。
いよいよ着火なんだが、火はどこかのアリガタイ火から移すのかと思ってたら、行事が始まる直前に行者さんがライターでつけたロウソクからだった。ちょっとがっかりw
火がつくとモウモウと煙が上がる。事前に風向きをチェックして、風上側で場所取りをしたオレは勝ち組。
これくらいの距離感だけど、輻射熱がすごく熱い。顔なんて熱すぎてハンカチなどで覆わないと火傷しそう。
この天狗の親方みたいな赤い装束の方が一番エライひとっぽく、上座にどっかと座りつつ結界内全体に睨みを効かせておられた。
奉納された護摩木を次々と火に投げ込む。場所柄、願いが書かれたしゃもじもあり。
炎が一段落すると、いよいよ火渡りのための地ならしが始まる。
行者さんが改めて印を結んで気を入れる。
何やら箸っぽい細長い木をたくさん投げ入れると再び炎が大きく上がる。火が落ち着いたのを見図ったのち気合一喝、行者さんが次々と火を渡られる。
その後、火が落ち着いたのを確認し、ご住職を先頭に希望者の方々が火を渡られる。
ご住職のお話しによれば、この火を渡るという行為は仏様の上を歩き、仏様と一緒に生き功徳をいただくという意味があるそうです。
皆様が持っている白赤の御幣は千円也。購入なくても参加できるが、殆どの人が持ってた。
火渡りの参加は見送り、紅葉はいかが?と思いつつ桟橋へ向かう途中に大聖院や紅葉谷公園などにもよってみる。
平安時代の装束を着た女性を「宮島おもてなし隊」のひとかと思って写真を撮ったんだが、よく見るとタスキを掛けてないし、一人のおっさんが色々と立ち位置やポーズを指示して熱心に写真を撮ってる。この人達はたぶんこの装束をレンタルした観光客の人達に違いない。と言っても、宮島でこの格好なのでみんな観光サービスと思って写真撮りまくりでした。
豊国神社千畳敷の大銀杏の紅葉はまだもう少し先。
季節柄、七五三祝の人をちらほら見かける。
三連休の初日、天気が良い観光地ということで、大変な人出でありました。
人が多くて、正月や花火大会などひとが多い時以外には閉じられている門がこの日は開けられていた。
天気が良かったし、輻射熱がすごくて暑く、汗ダクダクでありました。