駅伝を見る時に困るのは寒いところ
どんどん焼じゃあないよ、とんどだよ
正月飾りを焼く行事です
全国的には「どんど焼き」とも言われるらしいが、ここらへんじゃ「とんど」です。
宮島では毎年1月14日に行われるそうで、場所が大鳥居前なので潮の干満によって開催時刻がそれぞれの年で異なるそうです。なので、朝6時位に行われたりもするとのこと(と、地元のひとのブログに書いてあった)。
今年はいい具合に日曜日だし、開始時刻も12時半ということで、見学に行ってみることにしましたが、自分の町内のとんどがこの日の午前に行われることを知らず(あとで家人に指摘された)、その上 宮島にも自分ちの注連縄を持ってくのを忘れたりと(地元の人のものしか焼いてくれないかもしれない、という少しの不安もあったし。でも実際には持ってくるものはかまわずどんどん火にくべてた)、ちょっとサエナイ感じでしたが、まあこんな行事をみられてよかったということです。
▼まずは厳島神社の神主の方が祝詞を上げる。おみくじを引いて、勝ち勝ちとか言わない。
▼大願寺の火渡りの儀式では、行者さんがライターで火を点けたロウソクを使ってたけれど、こちらは厳島神社の印が入った提灯の火から点火です。
▼竹で骨組みが組んであるので、時々竹がはぜるパンパンという音がする。
▼「おらおら、どんどんくべろやー」と半ばヤケクソ(知らんけど)
▼風下で燃えカスの灰が降り注ぐにも関わらず、鳥居をバックに撮りたい必死のカメラジジイがたくさん
このあと餅を焼くんだけれど、それを待たず大聖院へ。
▼とんどの灰が羅漢さんたちのところまで飛んできてた
▼おかね大師
▼おしゃれ大師
▼カープ大師(ちょっと菊池っぽい)
▼でも瓶の水は昼間でも凍ってた。
▼最近できた蕎麦屋
▼毎年正月になるとひらかれる寄席の常連、ジャンボ衣笠師匠。名前はしってるけれど、噺を聞いたことが無い。
▼歩いている途中に塀の上に見つけたもの。
▼正月の名残
今回の写真は、E-M5を手に入れてからずっと使ってなかったE-PL2にM.ZUIKOのキットレンズで撮った。E-PL2はファインダーがないからちょっと見づらい(老眼だし)から、適当に被写体に向けてシャッターを切ってただけなんだがおもったよりキレイに写ってて驚いた。写真自体もフィルム写真っぽい雰囲気もあり、同じレンズでもE-M5とは違ってて、これはこれで良いかもねと思いましたよ。ただし動画はダメだった。AVI形式だからダメなのかもしれんね。
2018 戌年 初詣
良い年をお迎えのことと存じます
2018年も無事明けて、特になんの予定もなくダラダラとした正月でした。
特に予定はない年末年始休みで、まあとりあえず初詣に行こうかとあちこち行ってみましたよ。
これは去年のやつ。
では今年はどうでしょう。
まずはうちからみた初日の出。今年は雲があり、太陽が顔をだすのが日の出時刻からだいぶ時間がかかって遅かった。
元旦は地元の有名な神社へ初詣。普段は静かな境内が多くの人で賑わってて驚いた。
2日は地元の天満宮へ。夕方の少し遅い時刻だったのでひとは少なかったけど、次々に訪れるひとが絶えなかった。
3日には少し足を伸ばして山口県長門市の元乃隅稲荷神社へ。ここはもともとは地元の人たちが祀った稲荷神社だったらしいんだが、ずらりと並んだ鳥居が有名になって多くにひとが訪れるようになったらしい。3日の午後に行ったんだが、車でしか行けないことんだが駐車場が狭いので、駐車場待ちに時間がかかる。
神社自体は小さな社が祀ってあるだけで、ずらりと並んだ鳥居群も正直それほどすごいという印象はなかった。でも日本海の雄大さや、目の前にある「竜宮の潮吹」と言われる波頭が砕ける海上の様子は迫力満点で一見の価値あり。
夕日をバックにした鳥居群であります。
行ったときにはそれほど大きな飛沫が上がっていなかったけれど、それでも見る価値ある「竜宮の潮吹」。手前の岩にぶつかり砕け散る波も見もの。オレが殺人犯だったら、犯した罪を告白したくなるよ。
「まあ、来てみりゃいいよ。がっかりはさせないし」
4日は大御所の厳島神社であります。
大晦日の鎮火祭で使われた松明。下のほうが網で囲ってあるのは、鹿がカジるから。
今年は戌年ですよ、わんわん。柴犬っぽいけど、ハスキーにも見えるよ、わんわん。
宮島の表参道商店街入口(フェリー乗り場側)にあるZAKKAひぐらしの看板が、ブリキ缶からホーローポットに変わってたのですかさず撮る。
表参道商店街の出口(厳島神社側)近くには新しくスタバもできてますよ。まあそんなわけで、今年もよろしくお願い申し上げます。
あきはゆふぐれなんだが、そろそろつとめて
師走になってしまった
地元でも初雪が降ったりと、いきなり冬本番傾向なわけで、寒いです。
が、しかし、今回は紅葉です。
今年は京都で紅葉を見たりして、なかなか風情があるな、などと悦に入っていたんだが、地元の紅葉も捨てがたし。いや、ライトアップされた様をみれば、名高い京都の紅葉にも負けない美しさ。宮島の紅葉は見られなかったけれど、それは来年のお楽しみということで。
まずは安芸の国は広島藩 浅野のお殿様のお庭であるところの「縮景園」のライトアップに映える紅葉であります。
庭園内の池に映る紅葉が良い感じです。
沢山の人たちが庭園内をそぞろ歩いておりました。
気がつくと、いい具合な月が出てましたので、紅葉と一緒に撮ってみた。
続いては、山口は毛利庭園の紅葉でございます。
ここんちも、大きなカメラを担いだひとをたくさん見かけました。
京都の紅葉はこちら。
最後に、すでに紅葉は落ち、残念だった宮島です。
まあ、すでに落葉してたとはいえ、それなりの風情はあるもんですな。
きれい、だけどひとがおおい
山の方では雪が降っているらしいけど、紅葉はまだまだ見頃
さて、先週末は京都へ国宝展を見に行って大変な人出で疲れたわけですが、この時期の京都といえば紅葉を見ねばならないということで、有名ドコロを巡ったりしましたよ。やっぱり世界的な観光都市京都ではあらゆる人種を見かけたし、とにかく人が多い。
目的の国宝展。9:30開場だが混雑を考慮して8:00に京都国立博物館に到着したんだが、すでに長蛇の列。
開門は8時。いよいよ敷地内に入る。
館内に入っても1時間近く待たされる。並んでいるうちにトイレに行きたくなって、列を離れて一枚。並んでた場所は向かって右側列の先頭(写真下)から2/3あたり。
入場開始。
この期の展示の目玉は、教科書によく載ってる「伝源頼朝像」と尾形光琳の「燕子花図屏風」で、展示コーナーの前はすごい人だかり。「伝源頼朝像」は想像以上にでかくて迫力満点。実物大かそれ以上の大きさで書かれた頼朝(伝)像は非常の美しく、描かれた人物もイケメンに描かれている。同じような人物像が3つ並べられていたんだが、見ている人々が口々に「頼朝サンがイチバン男前に書かれてるなぁ」と言っていた。オレも同感。
尾形光琳の屏風絵は、近くで見ると太い筆でササッと雑に書いているようにも見える。まあ国宝だし「オレでも描ける」と言うのは壮大なるカンチガイだな。そんな屏風絵も離れてみると緻密に描かれたようにも見える。やはり大きな絵は離れて見るべきだ。
目的の国宝展は日曜日に行ったんだが、土曜日には家人に無理を言って森見登美彦の「有頂天家族」の舞台になっている下鴨神社と六角堂を訪ねて、2年前に行けなかった聖地巡礼の旅を続けたのですね。
タヌキたちが集まって偽右衛門を決めるのは六角堂の境内。
社務所にはたぬき姿の矢一郎いた。稲荷が並んでいるのは見たことがあるけれど、鳩がいっぱい並んでる。
その他、京都名所をめぐるめぐる。
とりあえず大政奉還もしてみた。これは二条城の唐門。これも国宝
建仁寺の風神雷神図屏風。これはレプリカ。国宝展で本物の展示には巡り会えなかった。
知恩院の三門はものすごくでかい。これも国宝。
京都国立博物館の隣りにある豊国神社の唐門。これも国宝。
祇園の葵橋界隈。いかにも京都っぽい。
晩飯食ったところ。人多い。でも美味しかった。
飯食って清水へ。夜の清水寺はライトアップ中。サーチライトの光が、ギャオスが吐く超音波光線のように夜空を鋭く切り裂くのです。
いま気づいたんだが、仁王さんの目が光っとらんか?ビーム出るよ、いつか。
時間は遅くて殆どの店が閉まってたけど、とりあえず二寧坂、三寧坂を歩いてみた。
スターバックスの看板灯籠。どこかの誰かがこの店を必死に探していたのはなぜだろう?
定番の三十三間堂。千手観音の多さに圧倒される。
伏見稲荷。人多すぎ。
東福寺はひとでごった返すと言っても過言ではない。紅葉はきれいだけど人が多い。京都全般に人大杉。
似たような写真ばかりで申し訳ない。
八坂神社前交差点。地味なローソン前あたり。
下鴨神社で結婚式。弥一郎と玉蘭ではないよ。
旧三井邸。ガラスも貴重らしくて、思わず指先で触ってしまったら、係の人に怒られた。
建仁寺の庭を眺めながらまったりする世界中の人たち。
今回は写真が多かったね。
輻射熱は思うよりものすごいので気をつけろ
厳島大仏不動明王大祭 火渡り神事
天気も良かったから宮島にある大願寺で行われた火渡り神事を見にゆきましたよ。
厳島神社の行事と違って、開始予定の13:00にきっちり始まる。観光客に優しいぞ、大願寺。
火をつける前はこんな感じ。結界の境にいる観客までは2メートルくらい。
外国人観光客も物珍しげに見てる。
清めのため、鉞、刀、弓矢とそれぞれで祝詞(?)を唱えた後にお祓いの所作をする。
ご住職がなにやら難しげなことを話される。
いよいよ着火なんだが、火はどこかのアリガタイ火から移すのかと思ってたら、行事が始まる直前に行者さんがライターでつけたロウソクからだった。ちょっとがっかりw
火がつくとモウモウと煙が上がる。事前に風向きをチェックして、風上側で場所取りをしたオレは勝ち組。
これくらいの距離感だけど、輻射熱がすごく熱い。顔なんて熱すぎてハンカチなどで覆わないと火傷しそう。
この天狗の親方みたいな赤い装束の方が一番エライひとっぽく、上座にどっかと座りつつ結界内全体に睨みを効かせておられた。
奉納された護摩木を次々と火に投げ込む。場所柄、願いが書かれたしゃもじもあり。
炎が一段落すると、いよいよ火渡りのための地ならしが始まる。
行者さんが改めて印を結んで気を入れる。
何やら箸っぽい細長い木をたくさん投げ入れると再び炎が大きく上がる。火が落ち着いたのを見図ったのち気合一喝、行者さんが次々と火を渡られる。
その後、火が落ち着いたのを確認し、ご住職を先頭に希望者の方々が火を渡られる。
ご住職のお話しによれば、この火を渡るという行為は仏様の上を歩き、仏様と一緒に生き功徳をいただくという意味があるそうです。
皆様が持っている白赤の御幣は千円也。購入なくても参加できるが、殆どの人が持ってた。
火渡りの参加は見送り、紅葉はいかが?と思いつつ桟橋へ向かう途中に大聖院や紅葉谷公園などにもよってみる。
平安時代の装束を着た女性を「宮島おもてなし隊」のひとかと思って写真を撮ったんだが、よく見るとタスキを掛けてないし、一人のおっさんが色々と立ち位置やポーズを指示して熱心に写真を撮ってる。この人達はたぶんこの装束をレンタルした観光客の人達に違いない。と言っても、宮島でこの格好なのでみんな観光サービスと思って写真撮りまくりでした。
豊国神社千畳敷の大銀杏の紅葉はまだもう少し先。
季節柄、七五三祝の人をちらほら見かける。
三連休の初日、天気が良い観光地ということで、大変な人出でありました。
人が多くて、正月や花火大会などひとが多い時以外には閉じられている門がこの日は開けられていた。
天気が良かったし、輻射熱がすごくて暑く、汗ダクダクでありました。