極私的視点(再)

思いついた時に、思いつきの文章とそれっぽい写真を大公開です。

2016-01-01から1年間の記事一覧

さまざまのこと思ひ出す桜かな

馬生ではなく芭蕉です 今夜の雨で桜もだいぶ散るだろう。週末まで持てば、もう一度楽しめるんだがと思いつつ、会社帰りに駅までの道を遠回りしたり、途中駅で降りてみたりして桜を撮りました。 ▼女子二人が桜をバックに写真を撮ってた。カメラに背中を向けて…

桜の森の満開の下

さくら、さくら、いまさきほこる ワタシが住んでいる地域はこの土日が桜の最盛期だと思われ、地元気象台も満開宣言をしたりしてました。 なので、春に浮かれて桜を眺めにあちこち出歩いたりして写真を撮り歩いたりしたのですね。 土曜日はまだ天気は良かった…

猿猴橋が新しくなったゾ(クレヨンしんちゃんのタイトル風に)

むかしこのあたりには河童が住んでたらしい ココらへんでは河童の事を「えんこう」と読んでたらしい。なのでこの橋の名前は猿猴橋。ちなみに下を流れる川の名前も猿猴川。猿猴猿猴で夜も日もくれぬ、というわけではないが、まあそういった謂れがありますな。…

願はくば花の下にて春死なむ其の如月の望月のころ

縮景園夜桜特別開園 ここ数年 毎年行っている縮景園夜桜特別開園へ今年も行ってきました。 入場料は普段と変わらず260円(税込)とオトク。開園時間は21:00まで(入園は20:30まで)岡山の後楽園や金沢の兼六園などと比べると規模はちょっと小さ…

下関、ふたたび

途中「春を呼ぶ清盛まつり」が挟まりましたが、下関の続き 先週行った下関で撮った写真の続きですね。 tonytani37.hatenablog.com 長州藩は昔エゲレスに喧嘩売ったりした気合が入った藩だった。その時に大砲を射った場所にたまたま立ってみたんだが、そこは…

宮島 春の風景

いろいろと撮ったので並べてみた 天気予報では「雨が降る」と言ってて心配したんだが、ちらりと降っただけでうまい具合に天気が持った日曜日の「春を呼ぶ清盛まつり」。 行列を待つ間に行列ではないものをいろいろと撮ってみた。 tonytani37.hatenablog.com …

「春を呼ぶ清盛まつり」だぜ

前回の続き tonytani37.hatenablog.com 毎年恒例の行事ですが、去年よりも行列の規模が少し縮小されたか? 毎年3月の終わりに宮島で行われる「春を呼ぶ清盛まつり」なんだが、「まつり」といっても平安時代の仮装をした人々が商店街から厳島神社、清盛神社…

「みやじま雛めぐり」だぜ

宮島のひな祭りは一月遅れだぜ 宮島のひな祭りはひと月遅れで行われるので、「春を呼ぶ清盛まつり」が開催されるのと同じ時期に商店街や町家通りのそこここに雛人形が飾られます。 お店の中にも飾られているんだが、何も買わないのにズカズカと入ってゆくの…

本州の果て

下関に行ったのです。 仕事で下関に行きました。お客様訪問はすぐに終わったんだけど、新幹線で行ったもんで基本こだましか止まらない新下関駅の帰り新幹線の時間待ちもあるしで、訪問先近所の唐戸あたりをブラブラしてみましたわ。 ▼新下関駅は強力ふぐ押し…

時々はカメラっぽい話を書かねば、このブログの目的がわからんようになってしまう。そのうち「かわいいうさぎ」ブログにならないように気をつけねばならない

明るいレンズがほしいのよ やはり明るいレンズは正義であるという旗印のもとに、今使っているレンズよりも明るいのが欲しいわけですよ。 APS-C向けには数十年前製の50mm F1.7というのと、F2.8ズームがあるのでそれで良し。 次は現在メインで使っているm4/3向…

うさぎ島はうさぎより観光客の方が多かったんではないのかな

大久野島へ行ってみた 第二次世界大戦当時には、この島で密かに毒ガスが製造されており、地図から消されていた島(毒ガス資料館で旧い地図が展示されていたがあまりに大雑把な消しかただったので「もっと工夫しろや大日本帝国陸軍は。あれじゃ秘密があると宣…

あきずに絵馬じゃ

ネタ切れになりかけると、とりあえず絵馬の写真のお蔵出し 「ぼぎわんが、来る」に続いて大嫌いな米澤穂信の作品「クドリャフカの順番」を読み始めたんだが、今のところ苦行以外の何者でもなく、やっぱリオレにとって米澤穂信は鬼門であるとわかった。丑寅じ…

「ぼぎわんが、来る」読了

久々に面白いホラー小説を読んだ。 ぼぎわんが、来る 作者: 澤村伊智 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2015/10/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る むかし「リング」や「パラサイト・イヴ」を読んだ時のことを思い出した。…

二年前の今日

仕事で岡山へ行ってた。思い出した、土曜日だった。 Flickrに二年前の今日撮った写真をアップロードしていた。 ほんの1時間程度の仕事を新幹線に乗って休日出勤で岡山まで行ったのを思い出した。 予定していた客先作業はなんのトラブルもなく終了したあとに…

”坂道、文学、映画、そして「猫の街」尾道”にいたネコたち

表題は産経フォトサイトのものです まだまだ肌寒いし、雨も降ったりするんでぼやぼやとインターネッツを彷徨っていたら(むかしは”ネットサーフィン”などと言ったが)、尾道のネコについての記事を見つけた。 www.sankei.com 尾道は坂の町で、その狭い道を歩…

「面白きことは良きことなり!」

「有頂天家族」読了 有頂天家族 (幻冬舎文庫) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2010/08/05 メディア: 文庫 購入: 14人 クリック: 516回 この商品を含むブログ (130件) を見る 二作目の感想を先に書いたりして順番は逆になったが、実は先に…

3.11

いろいろと思い出すことがある。忘れないように書く。 震災発生当日の昼休み。のんびりとスマフォアプリについてツイートしていた。 頓智ドットのDOMO使って見た。面白そうだけど、つねに位置情報を取得しっぱなしっぽくて、バッテリーが心配。12:52 - 2011…

尾道の神社でマボロシの神獣を見た(ふたたび木枯し紋次郎のタイトル風に)

一般的には龍なのだ 神社に行くと参道横に参拝前に身を清める目的で設置されている「手水舎」というものがある。ちょろちょろ流れる水をためてあって、そこで使う柄杓がおいてあるとこですね。 で、ここで水がちょろちょろ出ている部分は龍の姿をしてたりす…

備後 鞆の浦でマボロシのサイン色紙を見た (木枯らし紋次郎のタイトル風に)

「崖の上のポニョ」の舞台と言われるところ 映画は劇場公開時に一緒に見ていた子どもは大いに喜んで帰り道で盛んにポニョポニョ歌ってたんだが、おっさんにはなんだかよくわからん内容だった。確かに主人公の母親が運転する車の疾走感とか、大きな波の上を走…

深夜特急 の・ようなもの それから

約半月ほど続いた「深夜特急 の・ようなもの」シリーズですが、いよいよ今回が最後でありますよ。 そんなこんなで二つの古都をめぐりましたよ 今回の旅はビンボー旅行だったので、移動は公共交通機関とあとは歩き。 とにかく歩く。とりあえず歩く。 歩くと見…

曰く「私はいわゆる狸であるが、一介の狸であることを潔しとせず、天狗に遠く憧れ、人間を真似るのも大好きである。」

「有頂天家族 二代目の帰朝」読了 もう五年前くらいに読んだ「有頂天家族」の続編となる「有頂天家族 二代目の帰朝」を読み終えた。 つい先月、この物語の舞台であるところの、矢三郎が走り、赤玉先生と二代目や弁天が天狗的抗争を繰り広げ、その他大勢の狸…

夜、暗い部屋でみる雛人形は怖いから気をつけろ

いよいよ大団円を迎える事となる「深夜特急 の・ようなもの」なのだが、またまた休みでござる。今回のは季節ネタなので、このタイミングしか出せないのですね。 雛人形がコワイ時がある ひな祭りといえば雛人形なんだが、夜に電気を消したあと飾られている人…

深夜特急 の・ようなもの その8

ノーマークのダークホース 「いかにも京都っぽい場所を見たければ、花見小路に行け」などという情報を入手してたので、八坂神社へ向かう途中にある花見小路へ寄り道してみた。 flic.kr flic.kr 確かに、いかにも京都というイメージの建物が並び、観光客も沢…

深夜特急 の・ようなもの その7

有名な祇園祭は八坂神社の祭である 八坂神社へ向かう。 京阪祇園四条駅からいかにも観光名所っぽい商店街を抜けた先にそのお社はある。 flic.kr 少し離れたところに「北座」という看板を掲げたビルを見つけたので行ってみると、井筒屋八ツ橋本舗の店だった。…

深夜特急 の・ようなもの その6

「深夜特急 の・ようなもの」の続きです。 伏見稲荷はきつねだらけ 伏見稲荷に一番近い駅はJR奈良線の稲荷駅。とても小さい。初詣の時などはどれだけ人が溢れかえるのかと思うと心配になるレベル。ホームから人がこぼれ落ちるに違いない。 flic.kr 駅出口か…

岩国はベースの人がデカイ犬を連れて歩いている

「深夜特急 の・ようなもの」をまた一時中断して、本日岩国へ行った時に撮った写真をチラ見せ。 錦帯橋界隈を歩く 岩国といえば「錦帯橋」で、これまで何度も行ったことがあるんだが、橋わたってロープウェイで岩国城まで行って、吉川史料館みて、白蛇(白蛇…

深夜特急 の・ようなもの その5

なくようぐいす へいじょうきょう 奈良の都といえば平城京。数年前に「せんとくん」で有名になった遷都1300年を記念して建てられた朱雀門と大極殿を見にゆきましたよ。 (中見出しがちょっと違う気もするが、まあいいか。それっぽいし) 他の土地では忘れか…

深夜特急 の・ようなもの 絵馬編

一回の小休止を経て、再び登場の「深夜特急 の・ようなもの」。ただし、またまた番外編。五日ぶり、二回目。 神社に行くと絵馬がある。寺にもあるぞ。 絵馬ウォッチャーのオレサマとしては、神社仏閣巡りをしたならば必ず絵馬をチェックする。絵馬ウォッチャ…

スナップ魂 世界遺産訪問

深夜特急はちょっとお休み 長かった会社の長期休暇制度も本日で終わり。 名残惜しいがしょうがない。オレが大金持ちならば、このまま引退してもよいんだが、なかなかそういうわけにも行かないのが世の中の仕組みであります。 さて、その最終日、古い都辺りで…

深夜特急 の・ようなもの その4

大仏は大仏というだけあって大きい仏像である 春日神社から東大寺へ移動する。 途中、観光客とシカの群れをかきわけなきゃならん位の混みよう。 世界中のヒマな人がみんな集まったんじゃないかというくらいの混みよう。 そんな中、大仏殿は後回しにして二月…